林周雅(はやししゅうが)さんのスーパーキッズ時代の思い出って?指揮者佐渡裕との関係は?

2022年8月28日(日)午後8:20から放送された、NHK‐FM リサイタル・パッシオ(司会:金子三勇士)に出演された林周雅さん。佐渡裕とスーパーキッズ時代の思い出話がとっても印象に残りました。周雅さんは、とっても密度の濃い子ども時代を過ごし大人へと成長!その中で、琴線に触れるエピソードもあって、ジーンときましたよ!

さて、このリサイタル・パッシオという番組は、情熱(パッシオ)あふれるクラシック音楽と、演奏家の音楽にかける思いを伝えるリサイタル番組です。

実力あるアーティストたちが生み出す「熱い」音楽を、インタビューと共にお届けするというもの。

司会の金子三勇士さんはピアニストですが、とっても落ち着いた素敵な声の持ち主!

話の引き出し方もとってもお上手なんですよ。

聴き惚れてしまいますよ~

まだ、この番組を聴いたことがない方は、ぜひ、聴いてみてくださいね(*^-^*)


残念ながら聴き逃し配信は、9月4日(日)午後8時55分で終了しました。 (>_<)

聴き逃してしまった方は、ぜひ、林周雅さんのリサイタルにお出かけくださいね~!




林周雅さん:NHK大阪ホール公開収録!周雅さんの作品も聴けました🎵

今回の放送は、NHK大阪ホールから公開収録されたもの。

ですから、お客さんの拍手も入っているので、臨場感あふれてとっても良かったです。

ホールの響きもそのまま伝わってきました。 (*^-^*)

ライブ録音って、やっぱり、いいですよね~。

CDとは違いますよね~。

すごいCDももちろんありますけど、、、。

ライブ録音は、音楽の向こうに観客が見えてきますよね!

舞台は、演者と聴衆と一緒に作られていくものですものね。

この番組では、インタビュー形式でのお話しを聞くことができたので、とっても楽しい時間を過ごすことができました。 (*^-^*)

いつか林周雅さんのリサイタルにも行ってみたいです。

今回のピアノは、高橋優介さんでした!

高橋優介さんのピアノも素敵でした!

きっと、このラジオ番組を聴いてお2人のファンになる方もいるのではないでしょうか?

私は、最後のロンドンデリーの歌がとっても染み入りました。

今でも、ジーンとしています!!!

 

林周雅さん:演奏曲目と簡単な説明も!

1曲目、「リベルタンゴ」について

この曲は、アルゼンチンの出身のアストルピアソラの作品。

ピアソラは、タンゴの作曲家として有名ですが、異端児であると言われています。

現在、林周雅さんが色々な活動をしている中で、クラシックとポップスの架け橋になる1曲になるのではないかなと思ってこの曲を選曲したそうです。

2曲目、クライスラー作曲『愛の喜び』

3曲目、ポルディー二作曲『踊る人形』

4曲目、クライスラー作曲『前奏曲とアレグロ』

5曲目、林周雅さんのオリジナル作品『パガニーニ・オン・ザ・ロック』

これは、パガニーニという大作曲家でもありバイオリニストの『カプリスの24』をヘビメタロック風にしたものだそうです。

葉加瀬太郎さんに見込まれ指導を受けている林周雅さんの演奏、情熱的で、これからますますのご活躍、期待大ですね~

林周雅さんは、お話しも楽しい方ですので、テレビなどでのメディアでも活躍される時代がやってくるのでしょうね。 (*^-^*)



林周雅さんのプロフィール,現在の音楽活動は?

林周雅さんは、大阪府のご出身。

大阪弁がいい味だしています。 (*^-^*)

ここがいいですよね~。

大阪の人達が熱狂的に応援しそうな気配がしてきました。 (^^♪

林周雅さん:佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラでの思い出を語る

林周雅さんは小学校4年生から高校3年生までの9年間を、佐渡裕スーパーキッズのメンバーとして過ごしました。

そして、林周雅さんは、コンサートマスターも務めました。

本当に多感な時期をまるまるこのオーケストラの中で過ごすというそういう感じだったそうです。

それは、部活みたいな感じだったそうですよ。

林周雅さんは「青春の全てをそこに注いだと言っても過言ではないかな、と思います。」と、話していました。 (*^-^*)

佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラって?

佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラは、小学校1年生から高校3年生まで、弦楽器のみのオーケストラです。

全国各地から団員になりたい子どもたちが、第一次審査として、ビデオ審査に応募してきます。

1次審査を無事通過すると、2次審査があります。

2次審査では、佐渡裕さんの前で演奏するそうです!

その2次審査に見ごと合格すると、この楽団に晴れて入団し演奏活動ができるということです!

林周雅さんは、スーパーキッズになってからどんな日々を送っていたの?

それは、夏に一週間ほど河口湖で合宿をして9月の土日には、兵庫県立芸術文化センターの大ホールで演奏会を開催するという、そんな日々を送っていたそうなのです。

演奏会を目標に掲げ、毎週土曜日、日曜日に、みんなで兵庫県に集まり、練習し、合宿をして、最後、定期演奏会をするという、毎年決まったスケジュールを子どもたちとは言えこなしていたのです。

佐渡裕スーパーキッズのメンバーになることを夢見てオーディションを受けて合格した天才集団であると思うのですが、その努力たるものも素晴らしいですね。 (*^-^*)

発表の場があるということは、とっても励みになりますし、みんなで音楽を作っていける楽しみがありますから、自己練習にも力が入るんでしょうね~。

林周雅さんにとっての佐渡裕さんとは?

そこで皆さんも、一番気になっていること、たぶん、それは、子供目線から見た佐渡裕さんはいったいどういう方であるかということです。 (*^-^*)

林周雅さんから見た佐渡裕さんは、一言でいうと「大きいです!」とのこと。

佐渡裕さんは、身長が190 CM ぐらいあるので、当時の小学校の周雅さんからすると、動く壁のように感じていたようですよ。

周雅さんが一番印象に残っているのは、ちっちゃい時に、お膝の上に乗せてもらっていたそうなのです。

小学校4年生の頃に、お膝に乗せてもらっていたってことですよね~。

周雅さん、かわいかったんでしょうね~。

それにしても、まぁ、なんとも微笑ましいことか(*^-^*)

佐渡裕さんのそういった子供達への接し方って素敵ですね。

子どもたちのことを愛していたんでしょうね~。

その光景が目に浮かびますよ。

林周雅さんは佐渡裕さんから一番多く学んだことは?

林周雅さんが佐渡裕さんから一番多くを学んだのは、人と音楽とのつながりというものだったそうです。

具体的には、林さんがスーパーキッズに在籍しているときに、東日本大震災が起こったのですが、その時に、佐渡さんがみんなで東日本に入って演奏する機会を作ってくださったそうです。

当時、何もない更地のところで音楽を奏でるのですが、自分たちが今こう音楽家として何ができるのであろうか?とか、お客様に何を求められてるんだろう?っていうことを肌で感じる場をすごく作っていただいたと語っていましたよ。

林周雅さんと佐渡裕さんは目と目で通じ合った瞬間があった?

さらに、林周雅さんは、高校生の時には、コンサートマスターも務めたのですが、その最後の演奏会の時に、忘れられない瞬間があったのだそうです。

それは、9年間、小学校中学校高校と多感な時期をこの楽団を中心として過ごしてきた林周雅さんだからこそ感じたことなのだと思いますが、、。

佐渡さんは、林周雅さんのことを、「まるで親戚の子供みたいな感じに接してくれていた」そうなのです。

最後の高校3年生の演奏会の時に、佐渡さんが、パッ!と周雅さんの顔を見た瞬間があったそうなのですが、(それは別に周雅さんの顔を見なくていいところだったのですが)、3秒間、目が合い、その目から9年間お疲れ様みたいなことを言っているのことを周雅さんは感じとったのだそうです。 (*^-^*)

この3秒間というのが、いいですよね~。

林周雅さんとしては、佐渡さんがそんなこと(9年間お疲れ様)を思っているのかは、わからないけれども、すごく、そう自分が感じられた瞬間があり、それが一番の思い出ですと語っていました!

言葉ではなく伝わってきたメッセージって素敵ですね。

それを言葉にしてしまうと、また、違ってきてしまうんですよね~。

こうやって、言葉でなくて、五感で感じることができるって素敵ですし、人生の中でも最高の瞬間としての思い出になっていきますものね。

なんだかキュンとしてきましたよ~ (*^-^*)

そんな林周雅さんは、高校を卒業してから東京藝術大学に進学しました。

キッズから大人へ~!!!



林周雅さん:弦楽四重奏団、ほのカルテットのメンバーとしても活躍中

林周雅さんは、以前、NHK‐FM リサイタル・パッシオに、「ほのカルテット」でも出演されていたそうです。

その情報がツイッターにありました。 (*^-^*)

HONO Quartet 公式アカウント1st vn岸本萌乃加、2nd vn林 周雅、Va長田 健志、Vc蟹江 慶行。2018年東京藝大在学中に結成。秋吉台音楽コンクール室内楽部門第1位。宗次弦楽四重奏コンクール第3位及びハイドン賞。

〔ほのカルテットTwitterより〕

ほのカルテット YouTube動画/お部屋の中から世界へ

ほのカルテットの動画を見つけましたので、ぜひご覧になってくださいませ。(*^-^*)



林周雅さんの東京芸術大学を卒業後の活動は?

クラッシック音楽の枠にとらわれず、ポップスからミュージカルまで幅広いジャンルで演奏活動をするようになっていきます。 (*^-^*)

普段はクラシック音楽の演奏家としてもちろん大活躍中ですが、クラシック以外の音楽活動にも取り組まれているのですが、具体的には、映画や CM 、レコーディングなど。

この番組での紹介はされていませんでしたが、ミュージックステーションのMCも担当されているのですね!

林周雅さん、筒美京平さん(昭和の大作曲家)のメモリアルコンサートに出演

最近、林周雅さんが出演した大きなコンサートとしては、筒美京平さん(昭和の大作曲家)のメモリアルコンサートで、そこでは、50曲ぐらい演奏されたそうです。 (*^-^*)

林周雅さんは、この時に、たくさんの昭和の大スターの方とふれあえたことが、とても大きな経験になったと語っていました。

林周雅さん:郷ひろみさんに感動!なぜ?

その中で、林周雅さんが驚いたことがあったそうなのですが、それは、郷ひろみさんが1曲歌い、その後、2曲目の間に MC を挟むのですが、そのひと言目に10秒ぐらいの間があり、

「郷ひろみです!」と、まず、自分の名前を言った瞬間に、お客さんが、「わー!!!!」っとなったところを初めてみて、名前を言っただけでこんなにも持っていける、この郷ひろみさんってなんて素晴らしいんだろうと思ったのだそう。 (*^-^*)

昭和のアイドルやスターって、名前を言うだけで、「わー!」とか「キャー!」とかのすごーい声援があった時代でしたか、その昭和時代のファンが健在ということですね。

林周雅さんっての素直な感想ですね~!

ラジオでは、林周雅さんの大阪弁がいい感じでしたよ。

親しみやすいパーソナリティですね。

人気者になりそう!!!

いつか、「林周雅です!」といっただけで、「わー!!!」となるといいですね~。 (^^♪

林周雅さんは、これからも、クラシックのコンサートの現場ではなかなか得られない経験を沢山積んでいかれることとと思います。



東京藝術大学を卒業する頃、目標となるような憧れの音楽家”葉加瀬太郎”とのさらなる出会いがあった!

林周雅さんが音大を卒業した時にちょうど世界がコロナ禍に突入し、どうしようかなと思った時に、「題名のない音楽会」が企画する『題名プロ塾』というオーディションがありました。

そのオーディションの副賞が、葉加瀬さんのコンサートでデビューできるというもの。

林周雅さんは、見事それに合格し、葉加瀬太郎さんのコンサートに出演することができたのです!

それまで、どちらかと言うと、純クラッシックをずっと演奏していた林周雅さん。

全然違うジャンルだだと言ってもいいぐらいだなのですが、どんな苦労があったのでしょうね。

それは、全ての音楽が一定のテンポであるということだったそうですよ。

林周雅さんにとっては、ずっと、ドラムがなってる中で、メロディーをどういう風にゆらすとか、それをうまく表現するのがとても難しかったそうなのです。

葉加瀬さんの演奏を見ていると、全身でされてるようなイメージがありますよね。

髪が風になびいて~という感じというか、実際になびいてますからね~ (*^-^*)

林周雅さんも演奏時には、体を動かしたりなどしているのでしょうか?

林周雅さんは、葉加瀬太郎さんからのアドバイスとして、インテンポができてない箇所では、ステップを踏みながらバイオリンを弾くという技を教えてもらったようです。

でも、それは、かなり高度な技術で脳が追いつかないそうですよ。

うまくステップが踏めないようです。 (*^-^*)

いろんなジャンルのグルーブ感を出していくには、これから、色んな音楽に出逢い経験を積んでいくことが必要になっていくのでしょうが、林周雅さんは、本当に、幅広い経験を日々積み重ねていっているようですので、進化のスピードが速いように感じています。

林周雅さんがステップバリバリになっていく姿が見たいですね~🎵



林周雅さんの大切な思いが込められた曲は?

林周雅さんにとっての大切な思いが込められた曲は、アイルランド民謡のロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)です。

それいは、林周雅さんが在籍していたスーパーキッズ・オーケストラの10周年記念ツアーの時にさかのぼります。

その時の一番最後の公演で、佐渡さんがアンコールで、フルート一本を舞台袖からもってきて、 ありがとうっていう意味を込め、自分たちに向けてロンドンデリーの歌を吹いてくださったそうなのです!

フルート一本で、お客様に背を向けて、本当に団員のこどもたちのためにということで、まさに思い出のメロディーということになったのです。

Haruharu笑顔

私も、クライスラーの編曲のロンドンデリーの歌が素敵で染み入りました🎵

私は、この歌をうたうのが好きです。

最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

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