指揮者山田和樹語る,未来オケ,子どもたちのへの複雑な思いとは?日本人の弱点,克服することは?

指揮者山田和樹さんが、未来オケのオーディションを通して感じた思い、子どもたちの将来を応援する思いで語られたこと、音楽性や日本人演奏家が克服することとは何か、、についてまとめました。



指揮者山田和樹さんの子どもたちへの複雑な思いとは?

ゆきの
ゆきの

とっても気になる見出しですよね。では、始めましょう!

オーディションを受けた子たち,音楽の道を決めている人が多いという事実

今回の未来オーケストラのオーディションは、将来の夢として音楽家になりたいという人が多かった、、それは、番組を見ていた方なら感じたことだと思います。

番組内で、目を輝かせて、「将来は、演奏家になってオケで活躍したい。」と話す子供たちが沢山いました。

プロになるのは運なのか?

私なんかは、まだ幼いのに、具体的な夢、現実的な夢を持って、スゴイなって感心していましたが。

番組内で、山田和樹さんは、「プロになるのは、もはや運!!!」と話してみえました。

それは、良き師との出会い、良い先生とは、こどもたちの体格だとか、才能だとかを見極めて、引き出すことができる先生のこと。そんな先生に巡り合えるのか、、それが運だというのです。

そうなんですね。

知らなかったです、、、。

山田和樹さんの複雑な思いって?

さて、話は、山田和樹さんが子どもたちに抱く複雑な思いについてですが、、、。

プロを目指している子どもたちの参加が多いという事実が山田和樹さんに複雑な思いを抱かせているということ。

それは、なぜなのでしょうか?

山田和樹さんの話されたことを書き記してみることにしました。

なんか聞いててなんかね複雑になっちゃうのは、

やっぱり、音楽の道をもう決めてる人も多いじゃないですか。

音楽で食べて行くことの難しさ、っていうのがあるので、それを考えちゃうんですよ。

そうですよね、

これから、104名のメンバーとともに音楽を作っていきたい!と意気込んでいるまさにその時に、

子どもたちの将来についての現実が頭をもたげてくるのですから、、、。


山田和樹さオーディションを聴いていて思ったことって?

ゆい
ゆい

山田和樹さんは、子どもたちの演奏からどんなことを感じていたのだろう?

山田茂樹さんが語ったのは音楽のセンスだった!

山田和樹さんは、このオーディションにおいて、子どもたちの演奏を聴く中で、経験が多いか少ないかというだけでなく、楽器経験が少ない子の中にも、かなり素晴らしい才能を感じる演奏があったことを語っています。

今回のオーディションを通しての感想がとても興味深かったので、書き出してみました。

オーディションを聞いてて思ったのは、最終的に何なんだって言ったらね、

上手い下手尺度もあるんですけど、そうじゃなくてね、

やっぱセンスなんだと思うんでね。

そうなんですよね。

センスってありますよね。

音楽のセンスって?どういうこと?

センスっていうのはね、これはよく解明されてないんだと思うんですよ。

ある種先天的な部分があると思われるし、遺伝的な部分もあると言われるし、

ある程度環境による後天的なものも言われるし、

ふむ、ふむ、、

習う先生とかによってそのセンスの植え込みじゃないんだけど、

そのセンスの有様で、子供さんが変わってくるということは、確かにあると思う。

なるほど、、、

その音楽を例えば聞いた時に、

じゃあ、そこに色合いを感じるか?のセンス。

色合いね、、

その色合いを感じるのも、それが漠然とした青なのか、

赤と青の中に何十通りの色を見るか、これもセンスじゃないですか。

だから、センス、すごい不思議なもんですよね。

そうですね。。

音楽っていうのは、そこのセンスとすごい結びついちゃってるもんだ、と思うんですよ。

わかる気がしますね。

これも本当、、個人によって全く違う、感性がね、やっぱりあるでしょう。

その中で、何枚のカード持ってるか、、っていうのは、元々そういうのをいっぱい持ってる子もいるし、経験によってカードの枚数が増えていく子もいるんですよ。

これは本人だけじゃなくて、周りの環境にもよりますよね。

そうか、環境もある、なるほど、、、

ここに集まってきた人たちが、ここからものすごく、先生が開いていくかもしれないし。

山田さん、子どもたちのこと、真剣に考えているんだな、、、。

初めて子どもたちと対面して、そういったことまで、危惧してしまう山田さん。

プロの世界の厳しさを知っているからこその思いですね。

山田和樹さんが語る、日本人の表現力とは?

ひろみ
ひろみ

山田和樹さんのこの言葉もとても考

えさせられました。

日本人は演奏の中身で勝負する民族?

表現性というのは、これは、日本人ってどうしても、中身で勝負なんですよね。

多くを語らず、目で語り、相手の目でものを読む、っていう民族だから。

そう、そう。日本人ってそうですね。

日本人の弱点って?

音で表現はできるんだけど、それに付随するもの、っていうのはやっぱり薄いんですよ。

我々の民族として顔の表現力っていうか、体ごとの表現力、頭心体を結びつける全体の表現力としては、どうしても、ちょっと弱くなっちゃうんですよね。

共感します、、、。

日本人だから、そういう意味で、クラシック音楽を世界でやっていくってのは、簡単じゃないんですよね。

今回、オーケストラなんかやるとね、どっちかっていうと、やっぱり人に合わせることにすごい慣れてる民族だから、その分、個々人の表現というものが、優先順位からちょっと下がっちゃうんですよ。

すこーく、納得、ガッテンします!

海外での活躍を夢見る子どもたちへのエール

その逆で、海外では、自分がいま生きてるって事ありきで、要するにファーストネームが先でしょ。

もっともっと個性を出す方法を身に付けていくと、海外に出たときに、他の海外の人たちと渡り合っていけるんだから、いろんな手法を身につけるといいな、と思いますね。

だから、勝負ですな、きっと、センスと表現力の開拓じゃないけど、まあ開拓って言っていいかな。

センスと表現力の開拓かな。

おぉぉおおお!!!

いいね~(^^♪

センスと表現力の開拓って!!!

子どもたち!

頑張るのだぞ~!!!!!!!!!!!!


当日の演奏曲は?

なっち
なっち

演奏曲は、クラシックの名曲13曲の印象的なメロディを紡いだ大メドレー「クラシックのおもちゃ箱」だそうです!

ベートーヴェンの交響曲第七番第一楽章から始まり、サラサーテのツゴイネルワイゼン、ドヴォルザークの新世界より第四楽章や、プロコフィエフのロメオとジュリエット、ガーシュインのラプソディーインブルーなど、バラエティーに富んだ作品が次々に登場します。

これを104人全員が活躍できるように、山田和樹さんが信頼を寄せる作曲家、上田真樹さんがスペシャルアレンジしたそう。

Haruharu笑顔
Haruharu笑顔

どんなアレンジで、子どもたちの活躍が楽しみになってきました!

ヨーロッパから帰国した山田さんによる全体練習が11月から始まったということでした。

練習会の様子も楽しみですよね~。

とってもワクワクしてます。(*^-^*)

では、また。

最後までお付き合いありがとうございました。

 

コメント

  1. ウッドスタイン より:

     本日は日曜日だったこともあり、改めて4回分の番組を通して観返し、新しい発見もありましたが、それは些末なことなのでいいでしょう。そもそもこういう企画は、どうしても各々のプレイヤーに注目が行きがち、でもそれはブログ管理人さんがすでにされているので、もういいかな。
     演奏された曲が上田真樹編曲「クラシックのおもちゃ箱」、何ともオシャレなタイトルですが、何だろう、昭和のジジイにしてみれば「クラシック チャンチャカチャン」ということになるかな。曲の選択や構成については、オーケストラの楽器構成や技量、何よりもとっつきやすさに配慮したプロの仕事でしょうから、文句を言う筋合いではないのですが、でもちょっとは言いたい。
     ベートーヴェンの交響曲から4曲は多い。半分にしてモーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、チャイコフスキー、ヨハン・シュトラウス、そしてR・シュトラウスなどの曲からも選べなかったのかな~!私だったら冒頭は『ツァラトゥストラはかく語りき』にするだろうな~。
     あと面白かったのはベートヴェンの第9第4楽章のサビの部分を、合唱なしのインストゥルメンタルで演奏されたこと、割と貴重なヴァージョンが聴けましたね。
     以上、酔っぱらったジジイの世迷いごとを勢いで投稿させていただきました。そろそろご迷惑でしょうから、この辺で失礼。

  2. Haruharu Haruharu より:

    ウッドスタインさま。ご自分で昭和のジジイとは(^^)
    でしたら、わたくしも、昭和のば○○ですね~。
    ウッドスタインさま、これは、貴重な感想&ご意見ですよ。
    私も昭和世代ですが、そこまでの視点を持ち合わせておりませんでした。
    目から鱗状態ですよ(*^-^*)
    そうやって番組を楽しめる才能、素敵ですね!
    人生の大先輩のご意見、大変嬉しく拝見いたしました。
    ウッドスタインさまのセレクトでの演奏を是非聴いてみたいものですね!
    本当に楽しいコメントありがとうございました!
    お酒飲みすぎないようにしてくださいね!
    健康に気を付けてご自愛くださいませ。

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