この記事では、クラシックTVにて、清塚信也さんが羽生結弦さんの「バラード第一番」は、ショパンそのものであると言いきっています!
羽生さんは、スケーターとは思えない程、ショパンの音楽を感じ取り体現されていたのです!
どんなところからそのように思ったのでしょうか?
これは、必見です!
私も、感動で鳥肌が立ちました。
羽生結弦さんにとってショパンの「バラード第一番」はどんな曲だったの?
いろいろな曲で演技してきた羽生さんがなりきれる一曲、これがショパンの「バラード第一番」だった!
ショパンの「バラード一番」は羽生結弦さんが、4シーズン繰り返し滑った特別な曲です!
4大陸フィギュアスケート選手権2020YouTube動画
清塚信也さんが羽生結弦さんのバラード一番の凄さを解説!
羽生結弦さんは、曲に合わせるのではなく演奏に合わせている!
清塚信也さんは、「ゆずちゃんがすごいところは、曲に合わせるのではなくて、演奏に合わせるところ!」だと大絶賛!
「ステップの細かさが、滑っている感じではない」という清塚さんの感想に対して、羽生さん「滑る所と滑らないところを意識している」そうなのです。
「こういうところが凄い!」って、またまた、清塚さんが熱っぽく話されました。
羽生さんは、すべて滑らないで、足だけ動かすところについても説明されていました。
羽生結弦さんは、点数よりも演奏を選んだ!
そして、スピンのレベルが落ちてしまっていた部分については、「演奏に合わせ過ぎてしまって回転数が届かず点数が落ちた」と羽生さんは語っていました。
羽生さんは、点数よりも、演奏に合わせることを重視していたんですね!
競技をする上では、こういった部分が他にもきっとあったのではないかと思いました。
羽生さんは、そして、下記のように熱く語っておられました。 (*^-^*)
この「バラード第一番」という楽曲と出会ってから、ピアノ自体が持っているオーケストラ性がこんなにも深いものがあるんだなあっていうのは凄く感じながら滑ってますね。
羽生結弦さん:「バラード一番」のプログラムでお気に入りの所は?
羽生さんは、下記のように話されました。
ピアノが右手と左手で違う音階とリズムをとっているところがすごくいろんなところに散らばっているんですけど、
上半身は右手で、下半身は左手みたいなところとかがあるんですよね。
それはすごいバラード一番のいいところですね。
この、羽生さんの話の内容に対して、清塚さんは、「フィギュアスケーターの意見と思えないよね。」と言ったのです。
ほんとうに、私もそう思いました。
表現の仕方は、音楽家ではないので、専門的な発言ではないかもしれませんが、内容は、まさしく音楽の構成的なことを話されているのです。
羽生さんがいわんとしていることを清塚信也さんは、ちゃんとわかっているのです。
羽生結弦さんはショパンそのものであるその理由とは?
清塚さんは、「ショパンは、自分自身の言葉で、僕の音楽は左手が指揮者で、右手がソリストだよと言ってる!」と話されたのです。
バラード一番は、左手の土台の上に、右が優雅に動いていく、そのことを説明するために、清塚さんは、ピアノを弾きながら丁寧に解説されたのです。
これをまさしく羽生さんが、スケートで体現していることの凄さを話されたのです。
「ショパンは、手があんまり大きくなかった人だから、回転させる動きが多いんだよね。その回転の部分を利用して、本当に回転して行くんだよ。すごい、まじでショパンそのものって、わたしは感じる!いつもやっぱりその感性、センス、すごいと思うって!」と大絶賛でした。
まとめと感想
私も、あらためて動画を何度も見返しまして、羽生さんの演技の素晴らしさにくぎ付けになりました。
私が一番驚いたのも、ショパンの右手と左手が、羽生さんの上半身と下半身の動きになって、ショパンの音楽を奏でていたという事実だったのです!
羽生さんは、そういったことを知らなくても、教えてもらわなくても、自分で感じ取ることができるといった感性がスゴイんですよね。
そして、演奏に合わせ過ぎて点数がとれなかったとか、、、。
これも、なるほど、こういったこともプロに転向したいという気持ちにつながったのかなって、感じることができました。
今回、清塚信也さんの解説を通して多くのことを学ぶことができましたし、羽生結弦さんの競技生活の大変さも知ることができて感慨深かったです。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
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