大江千里が幼少時から慣れ親しんだ河内音頭・盆踊りとジャズの決定的な違いと共通点‼️

嬉しいHaruharu

大江千里さんが、ニューヨクに行って、ジャズを学ぶ上でとっても苦労したこと、

それは、ジャズのノリを体に染み込ませることでした。

千里さんだけでなく、ほとんどの日本人のコアなリズムは、何を隠そう、

実は、河内音頭です!

っと言い切ってしまったぁ(*^-^*)

皆さんは、盆踊りはお好きですか?

たぶん、『YES』でしょうね(*^-^*)

日本人ならばきっと好きなはずですよ(^^♪盆踊りが~!

それでは、河内音頭とジャズの違いや共通点などについてお話ししていきたいと思います。




河内音頭とジャズの決定的な違いとは?

大江千里さんのコアなリズムは河内音頭!

大江千里さんは、大阪出身、それも南河内郡でしたね。

ご本人自ら、自分のコアなリズムは突き詰めれば河内音頭だと言っています。

それは、2拍子の1拍目に手拍子を入れるリズムです!

これを表拍(おもてはく)と言います。

その反対で、2拍目に手拍子を入れるリズムは、裏拍(うらはく)です。

慣れ親しんだ河内音頭は2拍子で表拍のノリ、そして、目指すジャズは4拍子で裏拍のノリです。

ということは、2拍目と4拍目に手拍子を入れることになります。

ジャズと河内音頭は、逆のりのリズムということになります。

ただ、裏拍で拍子をとればジャズののりになるという簡単なものでもないのです。

この表拍と裏拍の違いが大きいのです!!!!!!!

ひろみ

昭和生まれ以前の日本人にとっては、裏拍をとるのは、

結構難しいと思われます。(^_-)-☆

会場で手拍子をすると、手拍子が2つに割れることがありますよね~。

さくら

余談ですが、日本人にボサノバが好まれるのは、2拍子で表拍だからと言われています。リズムが日本人になじむんですよね~。

グルーブ感(フィーリング)はそう簡単には出せない!

よくミュージシャンが,グルーブ感があるとかないとかって言いますよね。

なんのこっちゃ、このグルーブ感とやらは?

まず「グルーブ」という言葉の意味ですが、もともとアナログレコードの溝を指す言葉です。

それがミュージシャンの間でフィーリングを現す言葉となっていったのです。

様々なジャンルの音楽は、それぞれ異なる独特のグルーブ感があります。

同じ4拍子でも、ちょっとしたリズムのズレ、例えば、わずか0.1秒のズレでも違ったグルーブ感が生まれるのです。

日本の民謡や河内音頭のリズムは、表拍でジャストな拍です。

ジャストな拍が体に染みついている日本人にジャンルの違う音楽のグルーブ感を出すのは難しいことです。

理屈では分かっても,自分が演奏すると思うようには雰囲気が出せなくてがっかりします。

例えば、R&B(リズム&ブルース)が好きで日本人が歌うのだけれど、なんか様にならないことがよくありますよね。

ホイットニーヒューストンの歌を好きで歌ってみてもどうもカッコよく聞こえないとか、、、、、。

音楽を突き詰めていくと、そういう雰囲気が出せるか出せないかということで、限界を感じることがあります。

それは、民族の違いによる独特なノリがあるので無理もないです。

グルーブ感とは、そういった違いが生み出すものであるからこそハードルが高いのですよね。

ですので、千里さんは、ニューヨークに住んで、

その土地の空気を吸って、

その土地の食べ物を食べて

現地で音楽を聴いて、

学んで、

演奏することを通して体でグルーブ感を体得していったのでしょうね。

なんとも、気の遠くなるようなチャレンジですね。

脱帽です!




河内音頭とは?

大江千里さんが愛する河内音頭について、ファンならば知りたくなりますよね。

そこで、改めて調べてみました。

ウィキペディアによると、『河内音頭は、大阪府下北ー中河内地域を発祥とする伝統的な河内音頭、及びその音頭をアレンジさせた、近代、現代河内音頭をいう。大阪では河内地域以外でも盛んに盆踊りなとで踊られ、その曲目は全国的に愛聴されている。』とあります。

ひろみ

伝統的なものと近代、現代の河内音頭の両方があるからこそ発展し受け継がれていくのだと知りました。

ウィキペディアには、河内音頭の変遷について詳しく記述されていました。

江戸時代に発祥し時代とともにどのように変わってきたのか、時代ごとにまとめてあり、なんと8章までありました。

驚きました。

江戸時代から続いてきた河内音頭は仏教との関係も深く、それもあるのか、このコロナ禍で河内音頭に元気をもらったという人もたくさんいるのです。

とってもありがたい音楽だと感じました。

人の心を元気にする気楽さと活気そしてユーモアに満ち溢れている音楽だと思います。

私は、中村美津子さんが歌う河内音頭が大好きでYouTubeを見て元気を頂きました。

中村美津子さんと言えば、昔、『河内おとこ節』という歌がヒットしましたが、

この『河内おとこ節』が流れると自然に体が動いてしまいます。

そして、この『河内おとこ節』をお経の代わりに聞き元気がもらえるとコメントしている人もいます。

私も、「病気の時などにはこの曲を聴きたい!」と思っています。

大阪府柏原市のホームページには、『河内音頭の誕生』という記事がありますが、それによると、今のような河内音頭は、終戦直後、50年ほど前に始まったそうです。

もともと河内では、古くから様々な音頭が盆踊りの歌として伝えられてきたとのこと。

そして、私たちが現在河内音頭として親しんでいるものは、昭和35年から、鉄砲光三郎が、『民謡鉄砲節 河内音頭』と銘打ったレコードを発売して第9集まで続くヒットとなり、それまでの『浪曲音頭』は、このヒットとともに『河内音頭』の名に変わって広まったのだそうです。

その後、続々と河内音頭のスターが登場し、現在までブームが続いているそうです。

私も早速、鉄砲光三郎さんのYouTube見てみました❣️ すごい❣️  めっちゃ楽しいですよ‼️

再生回数26万回です❣️

河内の人たちは、小さい頃からこんな楽しい歌で盆踊りしてたなんて、ホントうらやましいです。

この動画のコメント欄には、「河内音頭聴いたらコロナの気持ち晴れた!」というものが5件ほどありました。

やはり、人類を救う音楽なのかもしれません。河内音頭は❣️

私も、この度、河内音頭を堪能しました。(^^♪


河内音頭とジャズの共通点

なっち

それは、まさしく音楽そのものの共通点でしょうか。(*^-^*)

河内音頭を聴いてわかったことは、ジャンルを超えた共通点でした。

生きる力を与える音楽であるということです。

河内音頭とジャズには共にソウルがある

私は、河内音頭もジャズも共に音楽に宿る魂を強く感じました。

そして、調べてみたところ、河内音頭もジャズにも長い歴史があり発展し続けてきていて、

その発展土壌にも共通点がありました。

どんな共通点であると思いますか?

それは、河内地方では、江戸時代から綿花の栽培が盛んで、綿花栽培という労働の中で河内独特の音楽が生まれ、人々の間で歌い継がれてきたのです。

そして、河内木綿は河内の貴重な特産品となっています!!!

そして、ジャズも、綿花栽培の担い手として、強制労働を強いられてきたアフリカ人やネイティブ・アメリカ人の魂を癒すための音楽として生まれ、育まれ、発展してきました!!!

なんと大きな共通点でしょう!

これには、私も大変驚きました!!!

ですから、この2つの音楽にはソウルを大変強く感じることに納得したのです。

そして河内音頭においては、「近代・現代河内音頭」として発展し続けているのです。

具体的には、地元のミュージシャンの間で、ジャズと河内音頭の融合を試みたり、ロックと河内音頭の融合を試みたり等、様々なスタイルでの進化をし続けているのです。

河内音頭の愛好家が多く存在し続けることで、色々な新しいアプローチが考案され、楽しもうとするミュージシャンも現れるのですね。

そういった新しい試みを河内の人々は楽しみ、生活の一部としての音楽が根付いているのでしょう!

Haruharu笑顔

人の数だけ表現方法があり、自由であるからこそ、発展していくのですね~。

自由な風土があるのでしょうね。



大江千里ジャズにも独自のソウルがある

大江千里さん独自の世界観とグルーブ感って?

千里さんのジャズは、河内音頭とJーポップが融合した新たなグルーブとなっていると思いました。

本人が目指しているのは世界が口ずさむジャズ!

シンガーソングライターである大江千里さんしかできないジャズ!

私も歌が大好きなので,千里ジャズを口ずさみたいと思うのです。

一般人にとってジャズを口ずさむの結構難しいことです。

それこそ,ジャズのコード理論を学んでいないと難しいように思います。

ですので、千里さんの目標は,世界中の誰もが親しみを感じ、

口ずさむことができるそんなジャズ、

普段の生活の中でジャズをもっと身近に感じてもらえることを望んでいるのだと思いました。

千里さんは、このように、誰もやっていないことに取り組み、創作していく過程が楽しくてしょうがないのでしょうね。

とてもやりがいを感じているのではないかと思います。

Haruharu笑顔

昔からコンスタントにアルバムを発表している千里さんですので,

これからも多くの音楽を生み出しファンを喜ばせてくれることと思います。

↓↓↓

大江千里さんの現在は?,全曲オリジナルのジャズアルバム,楽曲生み出す天才🎵 | アラカン女子Haruharuの音楽のんびりLOVEライフ (ongakulove.net)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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