ヴァイオリニスト荒井 里桜(あらいりお)さんの演奏は、とても引き込まれる不思議な魅力があります。題名のない音楽会(令和5年1月28日)での演奏では、バイオリンの音色から情景が次々と浮かんできて夢のような時間を過ごすことができました。そんな素晴らしいヴァイオリニスト荒井里桜さんについて深堀していきます。
荒井 里桜(りお)さん:美人かわいい!ツイッターです🎵
明日です❣️☺️ https://t.co/1HccZnFsBB
— 荒井里桜 (@rioarai_vn) January 27, 2023
荒井 里桜(りお)さん:ヴァイオリニスト,生年月日,年齢,出身,家族,身長,趣味プロフィールは?
荒井里桜さんの生年月日は、1999年1月20日 年齢24歳 (※令和5年)です。
荒井里桜さんは、落ち着いた話し方をされますし、とてもしっかり者の雰囲気があるので、24歳には見えない感じがしました。
Rioさんは、まだまだ、24歳なんですね!
出身地は、東京都。
ご家族ですが、弟さんがいます。(RioさんのYouTube動画で、弟さんからのプレゼントを紹介していましたよ。)
そして、身長は、168cm。
かなりのモデル体型といった感じです。 (*^-^*)
里桜さんは、子どもの頃に、水泳とバレエをやっていたそうなので、スポーティーな体型、そして身のこなし方も美しいと感じます。
とっても舞台映えするりおさん!
おそらく運動神経も抜群だったのかしら。。と想像しています。 (*^-^*)
Rioさんのように、スタイルも抜群、磨きあげられた?いえ、鍛えあげられた?美しさを持ち合わせたヴァイオリニストは、少ないのではないかしら。
りおさんの動画をご紹介!エルガー「愛の挨拶」
この動画は、曲の途中で終わってしまうのですが、続きは、アスペンの有料配信となっています。
バイオリンを弾いている時の表情なども素敵ですので、モデルもできそうな感じがしてしまいます。
趣味は、映画・ドラマ鑑賞だそう。
きっと映画音楽などにも詳しくてレパートリーが沢山ありそう。
まだまだ、24歳で、これからの活躍が期待される、とっても楽しみな方ですね~。
りおさんの話声に癒される!「楽器ケースの中身紹介」をされています🎵
楽器ケースの中身を拝見させていただけるなんて、すごーい!
使い方などの説明もあって、初心者の方にとっては、本当に参考になって嬉しい動画です!
この動画は、ワクワクがとまりませんね。
りおさんの楽しい料理動画ご紹介!面白い、親しみやすい性格です
この適当感がいいですね。料理は癒しなんでは?
りおさん、この日は、ピアノとヴィオラのレッスンがあったそうです!
りおさんのピアノも聴いてみたいですね~!!!!!
他にも、面白い動画があります!
自由な発想で、楽しんで活動されていて、新時代のヴァイオリにストですよ~!!!
荒井里桜さん:子どもの頃は?ヴァイオリンを始めたきっかけは?練習は好きだったの?
荒井里桜さんは、なんとなんと、2020〜2022年度 ヤマハ音楽支援制度奨学生でした!
ですので、もれなく、ヤマハの活動リポートの中でインタビューを受けていらっしゃいましたよ。
その記事によりますと、里桜さんは、5歳の時に両親にヴァイオリンを勧められたことがきっかけで音楽を始めたそうです。
なぜ、ご両親は、りおさんにヴァイオリンを勧めたんでしょうかね?
ご両親は、里桜さんがヴァイオリンに向いていると感じ取ったのでしょうか?
詳細は、わかりませんが、Rioさんは、ヴァイオリンの他にも、水泳やバレエなどもやっていて、自分の中では、ヴァイオリンが一番好きで続けたいと思い、現在に至っているそうです。
きっと、音楽、スポーツ、バレエなどの芸術系の色々なジャンルを幅広く習わせてもらっていて、その中から、Rioさんが好きなものを選んでいけばよいという教育方針だったのかもしれないと思いました。
そう思うと、Rioさんの家庭は、きっと、経済的にも恵まれた環境だったのだろうと推察致しました。
そして、おそらく、家庭の雰囲気もよかったんだろうなって。
それは、里桜さんは、小さい頃は自由にヴァイオリンを弾きたいという思考がとっても強かったそうで、先生から、「こうやって弾きなさい!」というような指示があまり好きではなかったといいます。
また、練習をすることもあまり好きではなかったそうですよ。
そんなこともあって、ヴァイオリンをやめたいと思う時期も無くなかったと語っています。
・・・というRioさんの話から、ご両親は、音楽関係の方ではないような感じがして、(音楽関係の母だとすると、子どもへの干渉が強く表れてしまう、、、ついつい、そんなふうになるようです。)います。
そんな、自由に育った里桜さん。
でも、ヴァイオリンをやめた時のことを考えたことがあるそうなのですよ。
何故に?と思ってしまったわたしですが、きっと、将来、自分がどの道で生きていくのかを選択していく過程、そういった時だったのかとふと思いました。
そうしたところ、りおさんは、やはりヴァイオリンを演奏することが大好きであり、ヴァイオリンが無くなる自分の生活は想像がつかないこと、そして、ヴァイオリンをやめてしまったら、自分の人生の彩りが一つ欠けてしまう気がしたそうなのです。ですので、ヴァイオリンをやめるという選択肢は全く考えられなかったといいます。
なるほど、、、、。そういうことですか。。。
自分がバイオリンをどれだけ好きなのか、将来のことを考えるにあたっての自問自答していて、結論が出たわけですね。
このインタビュー記事を読んで、私は、里桜さんは、小さい頃から、楽しんでヴァイオリンを弾いてきたので、純粋にヴァイオリンを弾くことが大好きになってしまったということなんだと感じて、好きになることがいかに大事なのか、人生をかけて自分が没頭できることに出会うことができることが、どれ程幸せな人生となるのかということを強く感じたのです。
でもね、練習があまり好きではないと話す里桜さんなのですよね。
ここが、りおさんの楽しい、面白いところ!
これについては、ヴァイオリンを好きなように弾くのが好きであり、それを練習として捉えていないということなんですよ。すごいな~。
そういった楽しみながらの練習は、子どもにとって練習という位置づけにならなくて、遊びの位置づけなんでしょうね。
、、、とするならば、子どもの頃は、遊びとして楽器に触れている、子どもに任せておくのがよいかもしれませんね。
強制してできるものでもありませんし、、、ね。(*^-^*)
自分でいろいろな工夫をして発見をしていく過程が遊びのようで楽しかったのかな~。
そんな里桜さんでしたから、小さい頃から、かなり主体的であったと言えると思いました!
といいますか、きっと、主体的に育っていけたんでしょうね!
小さい頃から、人格はあるのですから、本人を信頼して任せておくと、自己成長していくということなんでしょうね。
きっと、ご両親は、頭の良い方なんだろうと、これまた、推察致しました!(推察好きですみません!)
結局、どんなことも、自分で考えて行動して、ダメだったら修正していく、その繰り返しですものね。
こういった主体的な行動が一番実を結ぶんですよね!
とにかく、素晴らしいですね。
荒井 里桜さん:出身中学、高校、大学は?
荒井里桜(Rio)さんは、国立音楽大学附属中学校に通っていました。
・・ということは、小学生の時から、もう音楽の道に進むことに決めていたんですね。
Rioさんは、中学生の時に、既にこんなに人の心をとらえる演奏をされていたのですね!
荒井里桜さんの中学2年生(2012)の演奏動画
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19 第一楽章です。
荒井里桜さん:大学は奨学生として在籍
そして、東京藝術大学附属音楽高等学校を経て東京藝術大学へ進学しました。
1.安宅賞奨学基金 昭和13年設立
故安宅英一氏1901(明34)〜1994(平6):元安宅産業株式会社会長。美術品収集に尽力(安宅コレクションの基礎となる)、また音楽愛好家。芸術家の育成を目的に、氏によって本賞が設立された。美術及び音楽学部学生で成績優秀な者を対象に給付している。本賞は、平成元年度から「安宅賞奨学資金」を「安宅賞奨学基金」と改称し、新たな運用を行っている。
代表者等:安宅昭彌
対象者/給付額:美術学部/24,000円 音楽学部/36,000円
28.宗次德二特待奨学生 平成25年度設立
株式会社壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋)の創業者、NPO法人イエロー・エンジェル理事長、宗次ホールオーナーである宗次德二様の寄附により設立された。この奨学金は、次世代の音楽界を担うことが期待される者を選考し、国内外での音楽研究活動を奨励することを目的として給付する。
代表者等:宗次德二
対象者/給付額:(学部)器楽科ピアノ、弦楽、管打楽専攻 各1名(大学院)声楽専攻 1名/入学時1,000,000円、在学期間年額500,000円
審査方法/入学時は入試成績により選考し、学部学生は3年進級次に学内成績等により更新審査を行う
その他/ 他の奨学金の受給は妨げない。
奨学金給付期間中、毎年度1回宗次ホール(名古屋市)にて演奏する。
そして、
2022年には、ローザンヌ高等音楽院(学士)卒業されています。
・・・ということは、大学は掛け持ちされていたということですね!
スゴイですね!
とっても話題になっていたのですね!
荒井里桜さん:スイス留学で学んだことは?
荒井里桜さんが留学したのは、スイスにあるローザンヌ高等音楽院です。
ジャニーヌ・ヤンセン先生の授業
留学先でのことを、Rioさんは、インタビュー時に話されていました。
スイスに来てあまり経っていない時にですが、今の時点での印象を語ってくださっています。
それは、音楽界の厳しさ、スイスの物価の高さ、学生たちの即興力の高さについてです。
Rioさんは、ジャニーヌ・ヤンセン先生のレッスンでは、レッスンが始まってから終わるまで雑談などは一切なく、2時間近く、とにかく弾き続けるという熱血レッスンなので、毎回終わるころには門下生は皆へとへとになっているとのことでした。
ジャニーヌ・ヤンセン先生は、世界を股にかけて第一線で活躍されている先生で、音楽の構築の仕方や音色へのこだわりなどが本当に緻密であったそう。
そして、里桜さんは、世界で通用するまでの厳しさを、先生のレッスンを通して改めて痛感したそうです。
と同時に、ポジティブに良い刺激になって、モチベーションがアップし、演奏家としての意識も高くなった気がしたそうなのです。
ですので、自分が居ることができるこの素晴らしい環境にとても幸せを感じたんですって!
素敵な体験、経験、この全てが宝になって里桜さんの中に溶け込み、そして、それは、音楽となって還元されていくことになるのでしょう!
里桜さん:始めて体験した即興の授業
里桜さんは、今まで即興の授業というのは受けたことがなく、自身で取り組んだ経験もほぼ無かったので、初の経験で、学ぶことがとっても多かったそうです。
この学校の学生さんたちは、フランス系の方が多いとのこと。
りおさんは、フランス語もマスターされたんですね!
学生さんたちは、7~8割くらいの人が即興の経験があるようで、先生に「このリズムを用いて」とか、「この形式に基づいて」という大まかなお題を出されるだけで、簡単にその場で曲を作ってしまうそうで、りおさんは、そのことに最初はとても驚いたそうなのです。
そして、自分が当てられた時は、焦って頭が真っ白になってしまっていたといいます。
技術のレベルなどは全く関係無く、その場の空気感や自分の出したい音などで音楽を作りながら、それを自然に心から楽しんでいる姿はすごく素敵で、りおさんも、今後は、即興のみならず、いろいろな場面でそれを体現したいと思ったそうです。
音楽の楽しさや、音楽が世界共通であることをあらためて体感できた経験となったようですね!
スイスの物価は想像以上だった!日本の倍だった
スイスは物価が高いことで有名ですが、それは想像以上で、だいたい日本の倍と考えたほうが良さそうです。
例えば鶏肉だと日本では300gで300円ほどですが、スイスでは同じ量で700〜800円ほどします。
そのため、毎日自炊をしていても、少しでも余分なものを買ってしまうとどんどん高くついてしまうので、気を付けて買うようにしてたそうです。
聴衆が幸せな時間を過ごしてもらえるような演奏家に
今後の近い目標としては、とにかく残りの留学期間で出来るだけ多くのことを吸収し、それを糧に国際コンクールに挑戦をしたいと思っています。
ただ結果だけに捉われすぎないように気をつけながら、有意義な経験にするために全力で頑張りたいと思います。
その後の目標は、それまでの経験などを生かし、クラシック音楽の魅力、自分にしか作れない音楽を届けること、そしてそれによって聴いてくださっている人たちが幸せな時間を過ごしていただけるような演奏家になりたいです。
荒井里桜さんの受賞歴は?
2017年から2021年まで、立て続けて受賞されていますね。
「ミュージック・アカデミーinいしかわ2018」IMA音楽賞
「第12回ミュージック・アカデミーinみやざき2019」優秀賞・音楽監督賞
東京藝術大学宮田亮平奨学金
東京藝術大学アカンサス音楽賞、安宅賞
荒井里桜(Rio)さん:日本音楽コンクール受賞後の思いはどうだったの?
当時のインタビュー記事がありましたので、まとめてみました。
コンクールに向けた時間、受賞後等、コンクールの後に変わったことは?
コンクールまでの時間は、あと3週間、あと2週間という感じで、自分を奮い立たせていたそうです。
受賞後は演奏会がとても増え、多少なりとも自信がついてきたそうです。
Rioさんにとって、日本音楽コンクールの本選は、今まで聴きに行く立場で憧れの舞台だったため、そこに自分が立つというのは、どういった緊張感や、どういった心構えが必要なのかな?と考えていたのだそうです。
実際、舞台に立っての感想としては、舞台に立てたこと自体がとっても嬉しかったそうです!
今後の活動への夢やビジョンなどは?
日本音楽コンクールの受賞当時のRioさんは、まだ、今後のビジョンがはっきりと定まってはいないと語ってみえるのですが、自分の核となる部分はしっかりある方で、決まっていないのは、詳細であり、そういった詳細については、核となるものが明確であれば、自然に道が開かれていくものだと感じましたよ。 (*^-^*)
下記に、ご本人の言葉がありますので、お読みくださいね。
ヴァイオリンに携わる仕事をしていきたいということは明確なのですが、
それがソロ活動になるのか、オーケストラに入るのか、教えるのか、留学するのかも含めて、まだ細かくは決めていないません。
でもずっと親の脛をかじっている訳にはいかないので(笑)、
ソリストとしてプロになるのならば、今のコンクール歴ではとても足りないなと感じています。
ただ、コンクールの為だけの演奏にはなりたくないと思っていて、点数にこだわるとやっぱりミスが出てはいけないとか、そちらばかりに神経がいってしまうので、やはり自分のやりたい音楽をきちんと追求していきたいです。
それができれば、コンクールでも結果がついてきてくれると思いますし、今は、いただいているコンサートのお仕事一つひとつに丁寧に向き合って、自分の音楽が聴いてくださる方の心に届いたら良いなと思っています。
コンクールについての考え方も、なるほど、、と感心してしまいました。
地に足をつけて着実に歩んでいかれる方だなと思いました。
荒井里桜(りお)さんの活動状況は?小学校へアウトリーチ
長久手市の小学生さんたちは、いいですね~。
これは、他の自治体からの要望も殺到するんでは?と思いました。
愛知県長久手市にて、小学生を対象にしたアウトリーチなどに参加させていただきました!
東京フィルのコンマス、そして東大先端研で活動をされている近藤薫氏の活動に、微力ながらお手伝いをさせて頂いています。
芸術とはなにか。
社会にとって音楽とはなにか。今後もぜひ続けていきたい活動です✨ pic.twitter.com/jkus6xTSlg
— 荒井里桜 (@rioarai_vn) December 19, 2022
荒井里桜さんについて、色々と知ることができて楽しかったです!
記事をまとめながら、ワクワク、ニヤニヤ、爆笑!そんな感じでした。
これからの活躍が楽しみなりおさん。
これからも私たちを魅了し続けてくだることでしょう。
それでは、長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
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