ショパンコンクール2021の表彰式では、小林愛実さん(のだめ)の姿がとりわけ素敵でした!
小林愛実さんのドレスは、白色で真珠のような輝きがあるドレスです🎵
小林愛実さんは、前列の舞台向かって右端に座っていまましたので、動画で見ていただけると思います。
小林愛実さんは、とっても清楚であり気品だたよう姿でした。 (*^-^*)
反田恭平さんも、侍姿でカッコよかったです。
つけたしみたいで、反田さんごめんなさいね。
2021ショパンコンクールでは、審査結果について納得がいかないとか色んなことがありましたので、ほとぼりが冷めたこの時期に、再度、どんなことが起こっていたのかも振り返っていきたと思います。
小林愛実&反田恭平:ご夫婦のようなインスタの写真🎵
小林愛実さんのインスタから、多分ですが、ショパンコンクールの表彰式と同じドレスを着て反田恭平さんと一緒に映っている写真がありましたのでご覧くださいね。
このインスタからも、おさななじみである小林愛実さんと反田恭平さんのおふたりの関係性が伝わってきてよくわかりますね🎵
本当にりラックしている表情がいいですよ。
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小林愛実(のだめ)ショパンコンクール2021の表彰式&入賞者コンサート動画!
表彰式&入賞者コンサートは、まず、主催側の挨拶からはじまりました。そして、下位から順番に表彰され総評が述べられました。
それから、入賞者の演奏がはじまります🎵
使用されたピアノは、ファッオリです。
どの方の演奏も素晴らしく、入賞者の方、全員の演奏を聴いていただくとよいと思うのですが、時間がないよという方のために、小林愛実さんと反田恭平さんの表彰時間と演奏時間を調べて載せておきますね。
わたしは、小林愛実さんの演奏では、選曲とその構成にも引き込まれ、動画からでも鳥肌がたちました。弾き姿のカッコよさもありますよね。(*^-^*)
愛実さんの演奏の様子から、ここまで頑張ってきたことに感謝しながらも演奏に集中している様子が伝わってきました。演奏が終わり、拍手喝采にて、舞台に再度登場してお辞儀をする姿はとってもふつうの日本人という感じで、かわいいな~と思ってしまいました。(*^-^*)
気取っていないんですよね。
でもピアノを弾く時は超カッコいい!
そんなところものだめと言われる所以だと感じますね。🎵
のだめファンにとっては、そのギャップ感が最高ですね!
小林愛実さんと反田恭平さんが表彰式で舞台に上がる時間は?
反田恭平さんの表彰時間は、〔29:55~〕、演奏時間は、〔2:10:25~〕
ショパンコンクール2021最終結果を振り返る
🎵ショパンコンクール2021最終結果発表🎵
1位: ブルース・リウ (カナダ)
2位: 反田恭平 (日本), アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア)
3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
4位: 小林愛実 (日本), ヤクブ・クシュリク (ポーランド)
5位: レオノラ・アルメリーニ (イタリア)
6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カナダ)
※1位、2位、3位に入賞した3人の本選での得点は、なんと同点でした。
ブルース・リウさんが1位になったのは、予選の結果も考慮されてのことだそうです。
ですので、2位が2人といった結果になったのでしょうね。
※4位入賞も2人いますね。
今回の結果をみると、順位はあっても、互角の戦いで甲乙つけがたしであるということでした。
ですので、それぞれの方の演奏をお聴きになって、好きなピアニストをぜひぜひ探してみてくださいね🎵
コンチェルト賞: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン) 3位
ソナタ賞: アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア) 2位
マズルカ賞: ヤクブ・クシュリク(ポーランド) 4位
カミル・パホレツ (ポーランド)
ハオ・ラオ (中国)
エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア・アルメニア)
イ・ヒョク(韓国)
ショパンコンクール2021高く評価された幸福感ある音楽
ショパンコンクール2021においては、何といっても「幸福感」溢れる音楽が高く評価されたということでした。
これは、コロナ禍で延期されたこともあり、人類がそろって、幸福感を求めていた結果なのではないでしょうか。
そういった人間心理が反映されていたのが、その傾向が選曲にまで影響を及ぼしていたように思います。
そして、審査員同士の分断もあったということです。
ショパンコンクール2021入賞者は多様な個性派揃い
入賞者の顔ぶれを見ると、多様な個性があるということに気づかされます。
そう!ですので、この入賞者コンサートは結構飽きずに観ることができますよ。
反田恭平さんは、この傾向について、本選中に気づいていたのですから、スゴイ冷静で状況判断力に優れていると思いました。
エネルギッシュで明るい音楽が評価される傾向にあったというのです。
従来のショパンコンクールでは、優れたピアニストであるだけでなく、ショパンの魂を理解したショパン弾きであることが求められてきました。
では、ショパンらしさっていったい何でしょうか?
それが難しいのですよね~。(>_<)
一般的には、楽譜を正しく読んで、作曲家の意図を表現すること!
そういわれていますね。
ですので、コンテストたちは、周辺国に支配されたポーランドの歴史、望郷の念を抱きつつ、パリで病死したショパンの心情を理解した音楽が理想とされています。
ショパンコンクール2021優勝のブルース・リウさんの評価は?
そんな中で優勝したブルース・リウさんは、どんな演奏をされたのでしょうか?
それは、とっても輝かしく前向きな演奏で、ライブ感にあふれていました。(*^-^*)
〔優勝したブルース・リウさんの言葉〕
ショパンは哀しげでノスタルジック、苦しみにあふれていると思われているが、自分は真逆のキャラクター。実際ショパンも人間で、いつも悲しんでいたわけではない。これが、新しいアプローチかはわからないけれど、今最も確信を持てる表現をした。
優勝したブルース・リウさんには、このような、今の自分が表現することへの自信に満ちあふれていたとういうことが言えると思います。
そういった演奏が審査員の心を掴んだのでしょう。
ショパンコンクール2021審査員それぞれの意見は?
雑誌「レコード芸術」2022年4月号に掲載されていた記事を参考にまとめましたので、お読みくださると嬉しいです🎵
今回のショパンコンクールでは、審査員の好みが多様で、「こんなにも審査員が分断された状況は経験したことがない」という声もあったそう。
楽譜に忠実な演奏を何より大切にすべきというスタンスのポーランド人審査員である、クシシュトフ・ヤブウォンスキ氏は、
「今回の審査は、オリジナリティを求めることに偏り過ぎていた。」
と指摘しました。
そして、反田恭平さんの師でもある、ポーランド人審査員のピオトル・パレチニ氏は、
「今回は、審査員が多様な美意識にオープンで、いつも泣いているわけではない新鮮なショパンも認めたのかもしれない。聴衆の反応も影響があった。優勝者は、商品として世に出ていくのであるから、人々がずっと聴きたい人でないといけない。本来は、目新しい小道具もトリックもいらないが、聴衆はそれを好みがちだ」
と話しました。
その一方で、アジア人初のショパンコンクール優勝者であり、ブルース・リウさんの師でもあるダン・タイ・ソン氏は、
「時代は変わり、さまざまなショパンの解釈に審査員の耳がデモクラティックになった。」
と語りました。
そして、
「ブルース・リウの音楽は輝かしい。審査員の大部分も、聴いていて幸せになり喜びを感じられる音楽を求めていたのかもしれない。」
と話したのです。
やはり、審査員と言えども、一人の人間であるわけですから、自分の感情には逆らえないですね。理屈と感情の間に立たされていたといってもいいと感じました。
私は、この結果は、今までの歴史に拘らず、新しい感性を大事にしたいという審査員さん方の気持ちが反映されていて良かったと感じました。
そして、次のショパンコンクールはどんな傾向で、どんなコンテストが集結するのかとますます楽しみになりました。
こんなにも世界中から愛されているコンクールは他にはないのですから。
ショパンコンクールを通して芸術の意味を考えさせられた!
今回のショパンコンクールにおいて、世界中のリスナー全て感じたのは、コンクールの意味と芸術の意味だと思います。
正統派の牛田智大さんは、2次予選敗退をしましたし、、、。
でも、牛田さんは、自分に自信を持てないままの演奏になってしまったという事実もあります。
自分の出している音に自信を持っていたら結果が違っていたのかもしれませんね。
結局のところ、コンクールでは、音楽に打ち込む若いピアニストたちの演奏を敬意をもって聴き、好きなピアニスト、音楽家に出会うことができ、その音楽をとおして、私たちが幸せな気持ちになれることではないかと思ったのです。
コンクールは、演奏家にとってピアニスト人生の始まりともいえるでしょうから。
そんな中、小林愛実さんが独自のスタイルで4位に入賞されたことはとても素晴らしいことだったとヒシヒシと感じてきました!
ショパンコンクール2021の総まとめ的になりましたが、小林愛実さんの4位入賞は、聴衆の反応が大きかったのだと思いました。最後の入賞者コンサートの演奏も本当に素敵で引き込まれていく自分がいましたよ~!
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました🎵
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