バイオリンの練習中に駒が倒れると本当にビックリ仰天ですよ。
心臓が止まるかと思いました。
それでは、失敗談なども含めてお話ししていきたいと思います。
ある日突然バイオリンの駒が倒れた!
私は、20年前にバイオリンを購入してから、バイオリンの点検や修理をしたことがありません。
弓の毛は虫に食われて交換しましたが、、、。(-_-メ)
バイオリンを始めて3年間は個人レッスンに通っていましたが、楽器のメンテナンスについては一切学びませんでした。
その時は、それ程重要なことと捉えてもいなかったので、楽器のメンテナンス全般について無頓着で過ごしてきました。
そうしたところ、ある日こんなことが起こりました。
駒が倒れた原因は?
バイオリンの練習をしている最中に、
弦が1本突然切れたと思うや否や、駒が勢いよくバタン!!と倒れたのです((+_+))
そうなんです。
駒が倒れた原因は、バイオリンの弦が切れたことなんです。
駒が倒れたその衝撃でバイオリン本体に少々傷がつきました。(-_-メ)
「ヒェ~っ!!!!!!バイオリンが壊れた!!!!」と衝撃が走りました!
私は、駒はバイオリンの本体に接着剤みたいなものでくっついているのかなと思っていたので、
倒れた時にバイオリンの本体に傷がついた時には、本体の木が剥がれたのかと心配したのです。
今は、ネットで色々と調べることができるので、
私みたいに大きな勘違いをしている人はいないかもしれませんね。(^^;
それ程、基本的な構造の知識がありませんでした。
基本的な知識がなければ、何故こんなことが起こったのか?正しい判断ができるはずはありませんよね。
すぐに、私は、バイオリンを購入した楽器店に電話をし、
「駒が倒れて折れてしまったので、見てもらいたい!」と言い、すぐに持っていったのです。
そうしたところ、駒もバイオリン本体も無事でした!
一安心でした!
その場で、切れた弦の交換と駒の位置調整をしてもらうことができました。
楽器店の人から、「駒もまだ使えるので大丈夫です。」と言われました。
弦の交換時期についての見分け方もその場で教えてもらいました。
その時良かったと思ったことは?
バイオリンを購入した楽器店とのお付き合いが長年あったということです。
その楽器店は、地元の小さな楽器店で、店主は一人で30年以上経っていると思います。
ですので、名前も覚えてもらっていて、電話をかければいつでも相談ができるのです。
これからは、バイオリンのことが心配になったら楽器を持ってみてもらおうと思っています。
この経験からの学びは?
何事も失敗ではなく経験したことは自分の財産になりますね。(*^-^*)
そして私は、弦が突然切れるまで交換していなかったことを反省し、
弦を交換する時期を適切に判断し、きちんと交換していくことを誓ったのであります。
今までは、弦の交換時期があることは、知っていても、
「まだ使える、使える!交換するとお金がかかるのでもったいない!」
というケチな考え方をしていました。(^^;
私は、変なところでの節約志向ですよね。
今回みたいにビックリするのはもう懲り懲りですから。
本当に怖かったのです!!!!
何事も予防的な行動が大事ですね~。
バイオリンをの駒を観察する習慣をつけよう!
バイオリンの駒は常に4本の弦に引っ張られているため常にストレスがかかっていて気の毒ですね。(T_T)
バイオリンの駒は傾きやすい
バイオリンの駒は、傾きやすく、傾いたままにしておくと駒が曲がったり割れてきたりします。
そうならないように、ちょっとでも傾いているんじゃないかな~と心配になった時は、早めに楽器店に持っていき専門家に相談するとよいですね(*^-^*)。
そうすることで、駒の寿命が延びるということを知りました。
バイオリンの音色も駒次第だと知っていましたか?
わたしは全く知りませんでした。(-_-メ)
※篠崎バイオリン教本には、駒の高さについて下記のように書かれています。
駒の高さも重要で高すぎると音がよく出なかったり、指使いに困難したりするし、また、低すぎても音がこもったり雑音が出たりします。
駒については、たったこれだけの記述しかされていなかったので、早速、島村楽器のHPで調べてみたところ、駒の状態によりバイオリンの音がかなり左右されることを知りました。
そして、バイオリンも定期的な健康診断が必要なんだということがわかりました。
学ぶことは大切ですね。
バイオリンの駒(ブリッジ)の美しさに感動
駒のことを知ってからは、その姿形をよく観察するようになりました。
バイオリンの駒は、ちょうど、その姿かたちも、アーチになっていて橋のように見えますね。
アーチの角度は、4本の弦が弾きやすいようになっています。
ちょうど、バイオリンの4弦が川の流れで、その4弦に橋が架かっているような感じですよね。
なんてロマンティックな楽器なのでしょうね~(*^-^*)
そのブリッジは芸術性が高い細工が施されているものもあります(^^♪
なんて素敵なんでしょうか(*^-^*)
バイオリンがいつもより下手になっておかしいなと思ったら、、、
バイオリンを練習している時に、「いつもより下手になったな~」「おかしいなあ~」と感じた時、それは、ひょっとしたら、駒が倒れてきているかもしれませんよ。
しかし、バイオリンの初心者は、きっとそれは自分の技術のせいだと思ってしまうと思います。
バイオリンの初心者が楽器が悪いから上手に弾けないなんて言えませんものね。
でもでも、楽器に何か問題が発生しているんじゃないかと考えることも必要なんです!!
私の経験でも実際にあったことなのですが、レッスンに行くと、先生が、バイオリンの駒を見て、
「少し駒が倒れてきているような感じがありますね~。」と言って真っすぐになるよう調整してくださったのです!
その時に、私は、初めてバイオリンの駒が倒れてくるということを知ったのです。
これは、バイオリンの駒の観察をしないといけないなと思ったのです。
できれば自分で見てみて、自分で手直しできるといいんですよね~。
現在は、駒がまっすくに立っているのか、見るようにしています。
定期的なレッスンを受けていた頃は、弦の交換は、全て先生がしてくださっていましたが、
現在は、弦の交換も自分でやっています。
ドキドキしながらですが、、、。
しかし、駒のことを考えると、時には、専門家に見てもらおうかなと思います(#^^#)。
長い間、楽器のメンテナンスをせずにきてしまっていることに気づいたので。
バイオリンの弦の交換時に気を付けたいことは?
バイオリンの弦の交換は、ギターの弦の交換と違ってとても神経を使います。
バイオリンの弦は1本ずつ交換しないと、駒が倒れてしまうそう
バイオリンの4弦を同時に交換すると、
駒が倒れて、その挙句、バイオリンの内部の「魂柱」まで倒れてしまうことがあるそうです。
「魂柱」まで倒れるって、、、。
風が吹くと桶屋が儲かる的な正の連鎖ならいいのですが、
バイオリンの弦を4本同時に交換することによってに発生する負の連鎖は正直怖いですね~。
これは絶対に避けたいことだと思いました。
ですからバイオリンの弦交換は1本ずつ丁寧に行っていきたいですね。(*^-^*)
バイオリンの「魂柱」が倒れるとどうなるの?
私は、バイオリンの「魂柱」のことが心配になり早速調べました。
バイオリンの内部に円筒形の細い柱が立っているのが、魂柱です!!
この魂柱は、弦の圧力を支えているのですね。
また、魂柱は振動を表板から裏板に伝える重要な役目をしています。
バイオリンの音は、この魂柱によって左右される程であると教本には書いてあります。
もし、この魂柱が倒れたりすると、音が十分出ないばかりではなく、調子がすぐ狂ったり、
板が割れてきたりするそうです。
絶対にそんな事態になりたくないです!!!
今までバイオリンの構造や管理方法についての知識がなくても、
バイオリンが壊れずにいてくれたことに感謝し、
これからは自分の楽器に愛着を持ち大切にしていきたいと思います。
それでは、最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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