バイオリンを35歳から始めたHaruharuのブログへようこそ!
大人からバイオリンを始た人は、きっと誰しもが「早く憧れの曲が弾けるようになりたい❣」という思いでいることでしょう!
バイオリンの先生も、大人から始める生徒の選曲については、本人の考えを尊重して対応してくださると思います❣
もちろん、バイオリンの先生がテクニック的に無理じゃないか判断した上で選んでくださいますよ。憧れの曲を練習しながら必要な技術を習得していく方が、断然やる気もアップして楽しいですものね。
大人のバイオリン初心者の選曲のコツは?
おとなからバイオリンを始める場合は、練習意欲がわくお気に入りの曲で練習することをおススメします!
これから、初心者の私がバイオリンで曲の練習をするにあたり、大事にしてきたことをお伝えしていこうと思います。
わたしが初めての曲に「きらきら星」を選ばなかったのはなぜ?
こどもが初めて弾くバイオリンの曲は、だいだい「きらきら星」です。
「きらきら星」ももちろん素敵な曲ではありますが、メロディーが簡単すぎて、練習しなくても音がすぐに出せるようになってしまうので、レッスンして先生にみてもらうことを考えたとき、この曲では、モチベーションを上げることができないと思いました。
ある程度、練習して弾けるようになりたいと思う曲でないと私は練習する意欲がでないタイプです。
モーツアルト作曲の「きらきら星変奏曲」のように、音の刻み方を工夫して弾くようにすれば、楽しめるかもしれませんが、基本的なメロディーは単純であるので、やはり、音楽的に自分の感情を込めて弾ける曲がいいなと思ったのです。
初めての曲に「バッハのメヌエット ト長調」を選んだその理由は?
それは、私が小さい頃から大好きな曲でピアノでも練習したことがあって、自然に口ずさめる曲だったから。
とってもシンプルな回答です。(*^-^*)
でもね、わたしは、これが大事なことであると思っています!
今でも時折、ふと気づくと口ずさんでいます!!!
自分が歌うようにバイオリンを弾く感じがイメージできたのです!(*^-^*)!
そして、バイオリンの練習過程でバイオリンの音色がきれ~いになってくる喜びが大きい曲だと思ったのです!
それは、サビの部分で、徐々に盛り上がってくるところ(クレシェンドしていくところ)です!!!
そのクレシェンドしていく時のバイオリン音色が練習するにつれて良くなっていく喜びなのです!
歌うように曲想をつけてバイオリンを演奏したいと思ったのです。
バイオリン初心者が『バッハのメヌエット』で学べるテクニックは?
バッハのメヌエットは、初歩的な曲ですが、色々なテクニックが学べると思いました。そして、そのテクニックを意識して練習することで、楽しくなってきます。
① スラー
② スラーがついているスタッカート
③ クレシェンドの仕方
④ デクレッシェンドの仕方
⑤ 装飾音符
⑥ 二本の弦を同時に押さえること
⑦ 3拍子の強弱のつけ方、、とこんなにも沢山のことが学べます。
本来であれば、スラーの練習をして、それから、スタッカートの練習をして、、、というように、バイオリンの教本にはあります。
しかし、私の場合は、それを飛び越えて、曲の練習をしながらその時々のテクニックを学んでいく方法をとりました。
自分のテクニックの習得の過程が「バッハのメヌエット」の練習を重ねながら感じることができていったのです。
私が『バッハのメヌエット』の練習で特に気に入った点は?
「バッハのメヌエット」のスタカートには、全てスラーがついており、滑らかなスタカートの練習になるのです。
「スラーがついているスタカート」をきれいに弾けるようになるまで頑張って練習するうちに、
次第に弓の扱い方に慣れてきます。
初めは、弓の弾き始めと止める時に音が安定しないことが多いのですが、スタッカートを練習するうちに上手にできるようになってきました!
わたしは、それがとても嬉しかったですね。
この曲のテンポはアレグロ(やや快速)ですが、初めはゆっくり練習していくといいと思います。
スタッカートもよいタイミングにでてきますので、いい感じに程よく練習ができます。
もうちょっと、切れ味を良くしよう!とか、
ちょっと滑らかなスタッカートにしようかな~なんて自分で考えながら練習すると楽しくなります。
練習方法を自分で考えていくのってとってもいいですよ~!
おとなならではの楽しみ方ではないでしょうか。(*^-^*)
スタッカートにスラーがある時の弓の使い方は?
スタッカートに「スラー」がついている場合は、弓を返さずに手首を滑らかに動かして弾きます。
これを「セミレガート奏法」といいます。
ちなみに、スタッカートが独立している場合は、弓を返して弾きます。
こんなことも、レッスンで学んでいくのです!
『バッハのメヌエット』はビブラートの練習がしやすい!
この曲の中では、2分音符の箇所でビブラートの練習ができます。
初心者では、まだ、4分音符や8分音符でのビブラートは難しいので、2分音符でビブラートをかける練習をしてみてくださいね。
2分音符は、8小節ごとに出てきますので、程よく練習できますよ。
私の予想どおりでした~!!
バイオリンの先生も、ロングトーンのところからビブラートをかけ、できるようになってから、細かい部分でもビブラートをかけるよう練習していくといいと教えてくださいました。
しかし、細かい音符のところで、ビブラートをかけるのは、なかなかできないものですね。
難しいです!
そういった難しい部分もあって、少しずつできるようになりたいと練習していける曲がいいと思います!
「バッハのメヌエット」での移弦の指使いと弓使いは?
「バッハのメヌエット」に出てくるの移弦は、
①A弦⇒D弦へ;隣への移弦です。(レ⇒ソ)
②E弦⇒D弦へ;2弦隣への移弦です。(ソ⇒1オクターブ下のソ)
移弦する時には、2本の弦を同時に押さえるテクニックが必要!
2本の弦を同時に押さえることは、よくありますので、どういう時にそうなるのかわかるようになるといいです。
メヌエット(バッハ)を音階で歌ってみると、
(1)「レ~ソラシドレ~ソッソ」 (2) 「ミードレミファソ~ソッソ」と続きます。
(1)「レ~ソラシドレ~ソッソ」の説明をします
レの音は、A弦(3の指)からスタートしますが、その時、1の指と2の指もA弦を押さえていますね。3本の指がA弦にある状態です。
そして、次の音ソは、3の指を隣のD弦にそのまま平行移動させます。
その時に、A弦の2本の指はその場所に置いたままにして、3の指だけ平行移動させるのです。このように、音程をとっていきます。
(2)「ミードレミファソ~ソッソ」の説明をします
ミの音は、A弦を4の指(小指)でとります。
高いソの音は、E弦の2の指(中指)でとります。
※この時、1の指(人差し指)もE弦を押さえていますよ。
低いソの音は、D弦の3の指(薬指)でとりますが、E弦の2本の指はそのままにしておきます。
E弦で押さえている場所から、次の音の場所を正確に押さえていくのです。
練習していると、だんだん分かるようになってきますよ。(*^-^*)
初心者は先生との2重奏を楽しむことから始めよう🎵
「バッハのメヌエット」の楽譜は、2重奏になっていたので、弾けるようになったら、バイオリンの先生とのデュオが楽しめることが魅力的でした。
はじめて2重奏をした時は、本当に、バイオリン習って良かったな~と思ったのです。
先生が上手(当たり前ですが)なので、自分の音がいまいちでも全体的に素敵な音楽になってしまうのですよ。
それは、まるで魔法のようでした。(*^-^*)
合奏っていいですよ!!!!!
仕事の疲れもぶっ飛びました!!!!!!!!
バイオリンを持たずに練習できることがある!いわゆるイメトレ!
楽譜を見て、口ずさみながら、弓のアップ・ダウンのボーイングの動作ができるようになるといいですよ~!!!
この動作ですが、私は体に染みついています。(*^-^*)
バイオリンを弾いていなくても、歌いながら、この動作をしています!
イメージトレーニングですね。(*^-^*)
バイオリンのボーイング(弓の動かし方)はどのように決めるのか?
それぞれの曲に出てくる、音楽記号を見ながら、弓の動かし方(ボーイング)をどのように決めていくのか、その考え方を学んでいけるといいと思います。
バイオリンのボーイングって自分で決めていいの?
バイオリンのボーイングは、ここは、スラーだから、一弓で弾こうとか、ここでは、弓を返して弾いた方かいいとか、そんなことを学んでいきます。
バイオリンの先生と一緒に楽譜を見ながら、学んでいくと、別の曲を演奏する時に、自分でボーイングを決めて練習できるようになっていきます。
おとなのレッスンは、何事も、自分で考えてできるようになるためのレッスンをしていくと、練習が楽しくなっていきますよ。(*^-^*)
「バッハのメヌエット」を練習してみての感想は?
わたしが練習してみて感じたのは、ロングトーンの箇所でビブラートがかけれるようになると、自分のバイオリンの音にとっても癒されることです。
初心者の音色でも癒されます。
私は、その時に、バイオリンを演奏することは、楽器の一番近くにいる自分を癒すことだと気づいたのです。
だから今でも続けることができているのです!
自分のためのバイオリン演奏なのです!!!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント