こんにちは。35歳からバイオリンを始めたHaruharuのブログへようこそ!
これは、私のバイオリン1か月目の体験談です。
初めてバイオリンの弓を持った時の大変さや思いをまとめました。
バイオリンレッスンの始めは、バイオリンと弓を持つことから始まります。
これが、案外大変なんですよね。
私の悪戦苦闘の様子、それぞれの段階で色んな驚きや発見したこと、
すんなりとはいかない面白さなどをお伝えできればと思います。
バイオリンの練習は、体に覚えこませるまでが一苦労ですが、
身体に覚えこませて、また次のステップへ、ゆっくりと歩んでいきたいですね。
バイオリンの弓を持つこと自体が『曲芸』?
バイオリンは弓の持ち方に慣れるまでに時間がかかります!
すんなり出来た方!そんな方は才能があると思います!!!!
(拍手を送りたいです。)
私は、バイオリンの弓は持つというよりも、「支える」というイメージでした!
上手く表現するのが難しいのですが、
バイオリンの弓は、自分の右手の5本の指を駆使して支え持ち、バランスをとりながら絶妙にかつ自由に操つるといった感覚でした!
弓をしっかり握って持てればとっても楽なのですが、
何故にこんな持ち方なんだ?(*_*)?と驚きました。
バイオリンの弓を持つことが『曲芸』だと思う理由は?
・・・ですので、私は、バイオリンの弓は「持つこと自体が曲芸」と感じたのです。
それを具体的にお話ししていきたいと思います。
指を置く位置と指の向きがまず相当に不自然である!
まず、バイオリンの先生は、簡単に、
「はいっ、弓を持って、このように指を置きます。」と説明してくださいますが、、、
私は、先生の言われたように、必死になって指を置こうとするのだけど、
指がいうことを聞きません。
言うなれば、ひきつる感じです。
なにっ!!!!この不自然なフォームは⁈
はぁ~~~これは、キツイ、、、、、
それを見ていたバイオリンの先生が、私の指の向きなどを見て、「もっと指を寝かせて、、、」
「小指は立てて、、」などど丁寧に指導してくださるのですが、、、((;^_^A
5本の指が独立して動かせて&手首のひねり動作ができる人でないと,
クリアするのに苦労しそう、、、、、(T_T)、、、、
そんな風でした。
バイオリンの弓の持ち方について教本ではどう説明されている?
私が教材として使用したのは、『篠崎バイオリン教本』です。
それにはどう記述されているのでしょうか?
キホンを押さえていきたいと思います。
~篠崎バイオリン教本1より抜粋~
① まず、右手を歩く時のように楽に下げてみます。
手首から先はできるだけこのままの形で弓を持って、
自由に運動ができるようにするとよいのです。
② 親指はそのままの形で(少しくの字形になっているはずです)
指頭を弓の微動装置の端と弓身(竿)との半々位のところに当てて直角にします。
③ 中指は「指先から第一関節」の所に
④ 人差し指は「第一と第二の関節の間」に弓を斜めにおきます。
⑤ 小指は丸くしたまま「指頭」を弓に乗せて、
⑥ 薬指はそれに従って自然のままにおきます。
※ 親指の位置は『人差し指と中指との中間位』の『反対側』がよいのです。
尚弓の持ち方弾き方はその人の体格や手指の長さで幾分違うものです。
最後まで読んで研究しなさい。
と書かれていますされています。・・・・が、
正直、バイオリンの初心者がきちんとこの教本を最後まで読んで研究するなんてぜったい無理なことだと思いました!
この教本の記述からもわかるように、バイオリンの弓の持ち方は、細かく指の関節や位置が指定されています!
しかも、個人の体格等によってバイオリンの弓の持ち方も変わってくるのです、(゜o゜)
わたしは、この記述を読んでみて、結局のところ、基本的なことを学んだ上で、自分が弾きやすい持ち方を体得していかなければならないということを知ったのです!
ですので、レッスンの時に、先生から、「ここをこうして、、、」と言われても、自分には負担な形になってできないということもあるのだと改めて思ったのです。
自分の身体の特徴を知っているのは、自分だけです!
自分がやりやすい、弾きやすい、持ちやすいな~という感覚がわかるようになることが大事なのです!
バイオリンの弓を持つ時の『5本の指それぞれの役割』を考えてみた!
初心者であっても自分で考えてみることが大事であると私は思います!
5本の指の役割を天秤に例えてみた!
天秤に例えた理由としては、つり合いを上手にとることが必要であるからです。
初めて弓を持った瞬間にそう感じました。
親指 ⇒ 支点
人差し指 ⇒ 左側の重り
中指と薬指 ⇒ 支柱
小指 ⇒ 右側の重り
親指の役割は?『天秤の支点』
親指の役割は、ずはり、下側からの唯一の支えであります。
下からの支えは、この親指にかかっています。
慣れるまでは大変で、私は、親指の爪と肉の間が痛くなりました。((+_+))
というのは、ちょうどその部分を当てなくては支えにならないからです。
天秤でいうところの支点の役割ですから重要です!
人差し指の役割は?『天秤の左側の重り』
人差し指は、指を横に寝かせて弓の上から支えるイメージで置きます。
指を置く位置は、弓の黒い皮の部分です。
人差し指の役割は、ずばり、上からの支えで弓のバランスをとることです。
ここで、手首にひねりが加わります。
手首を左側にねじらないと、人差し指を弓の上には置けないです。
ひねり=曲芸?(^_-)-☆
中指,薬指の役割は?『天秤の支柱』
中指と薬指は、弓を横から支えるイメージです!
弓の元にある黒い毛留の部分に「2本の指を斜め」に置きます。
初めは、中指と薬指を斜めに置くのがとっても大変ですが、
「この斜めに置くのがポイント!」なのです!
斜めに置くには、「中指と薬指を左側に傾ける」ことになりますよ~!!!
※最後に、弓を平行に保つための役割としての小指の登場です!
小指の役割は?『天秤の右側の重り』
弓の端っこの上側に小指を乗せて弓を支えてバランスをとります。
そうです!
小指は、この左に傾けている指の重力を均衡に保てるように頑張らなくてはならないのです!
思ったよりも、小指の力が必要ですよ!
頑張っている小指さんへの愛情がわいてきますよ~(*^-^*)
バイオリンの弓を楽に持てるようになるの?と不安に思っている方へ
はじめは、だれもがバイオリンの弓を持つことの大変さを感じていると思います。
この段階をクリアするには、何度も弓を持つ練習をすること、月並みですが、これしかないように思います。
それも、きちんとした持ち方を学んで練習することが大事です!
練習していくと、だんだんできるようになってきますよ。(*^-^*)
わたしは、バイオリンの弓だけ持ってバランスをとる練習を繰り返しているうちに弓を持つのが楽しくなってきました🎵
そんな経験をしました!
そうしているうちに、小指の力もついてきました!
親指の爪と肉の間の皮膚も強くなってきました!
こうした練習を重ねていくうちに、指の皮膚が硬くなったり、指の筋肉がついてきたりするのです!
トレーニングを続けていくと身体が変化して適応していくんですね。(*^-^*)
そして、いつの間にか自然に持てるようになるのですよ。
いつの間にか、さっと、弓が持てるようになります。
本当です!
毎日、5分の練習でもいいので、続けてみてくださいね~!!!
ちょこちょこ練習が結構効果あります!
運動記憶が定着してくるのをじっと待つのですよ(^_-)-☆
「昨日はできなかったのに、一晩寝て起きたらできるようになっていた!」
ということが起こります(^_-)-☆
私は、体験済みです!
私が初めてバイオリンの弓を持った時の感想は?
本当に、弓を持つだけのことがこんなに大変だとは思いませんでした。
でも私は、「いよいよこれから練習が始まるんだな~(*^-^*)」という喜びがとっても大きかったです。
ワクワクしてやっていました。
初めから、「バイオリンを弾くことは難しいこなんだ!」と思っていたので、ようやくチャレンジすることができたと思い感無量でしたよ!!!(^_-)-☆
初めて弓を持った時の気持ちを忘れずにいて欲しい!
・・・と言うのは、
バイオリンの上達の道のりは長いのです(^^;
まだ、始まったばかり、千里の道の一歩なのです。
練習しても上達していかない自分にいら立ちを感じたり、情けなく思ったりすることもあると思います。
ですから、初めて弓を持って感動したことをしっかりと記憶に留めておいてくださいね!
なんて、中断歴がある私は偉そうなことはとても言えないのですが、
大人から始めるバイオリンは、焦らずゆっくり楽しむことが一番大事であると思います!
できない自分を楽しむ余裕が欲しい!
なんてカッコいいことを言っていますが、、、バイオリンは難しい楽器だからこそ憧れの対象なのです!!!
これが、簡単に出来たら楽しくありません!
できるようにならないから、できるようになりたいと思って続けられるのかな。(*^-^*)
私のバイオリンの先生は、幼少時代に、遊ぶこともせず、ただひたすらバイオリンの練習してきたので、普通の学校生活をしてみたいと話してくださいました。
それだけ、バイオリンに時間を投資してきたからこそ素敵に弾けるのです。
さて、バイオリンの弓が持てるようになったら、バイオリンを構える練習に入っていきます。続きは、こちらからです。
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バイオリンの肩当て,構え方がしっくりこない!初心者あるあるです!心配ご無用! | アラカン女子Haruharuの音楽のんびりLOVEライフ (ongakulove.net)
ここでは、2人の先生の違いによる迷いなどもまとめてあります。
少しでも参考になることがあれば嬉しいです。
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