バイオリンを35歳から始めた私Haruharuのバイオリン初心者1か月目は、調弦の練習!初めから挫折しそうな気配があるあるなのでした。
大人からバイオリンを始めると、乗り越えなければならない壁がいろいろと出てきます。でもね、新しいことを始めることは、基本的には興味津々で何事も楽しいのですよ❣・・・といっておきながら、結構、つらい時もありました。
そんな私の体験をもとに、調弦でつまづきそうなところをまとめましたので、参考になれば幸いです!
- 初心者を泣かせのバイオリンの調弦(ちょうげん)・チューニングとは?
- 初心者の私が実際に行っているバイオリンの調弦方法を紹介します🎵
- 不器用な私は今でもバイオリンを膝に置いて調弦
- 調弦(チューニング)の正しいやり方は?
- バイオリン初心者が調弦をする時に気を付けたいことは?
- バイオリンの調弦(チューニング)で混乱の原因は3つある!
- バイオリン調弦での混乱原因~①Hz(ヘルツ)の違い~
- バイオリンの先生と自分の調弦した音程が一度も合わない(T_T)なぜ?
- バイオリンの調弦も自分の中の音を信じて進むしかない!
- バイオリン調弦での混乱原因②糸巻の位置と弦の場所が頭に入らない
- バイオリンの調弦での混乱原因③糸巻が回しにくい
- バイオリン弦の呼び方でなぜ混乱するの?
- A線とE線は、20年の歳月を経てもなお混乱します!(T_T)
初心者を泣かせのバイオリンの調弦(ちょうげん)・チューニングとは?
調弦とは、4本の弦の音をきちんと合わせることです。
Hzを測定できる器具(チューナー)を使用して音を合わせます。
自分でバイオリンの音を出しながら、一つ一つの糸巻を回して音を正確に合わせていきます。
・・・ということを書くのは簡単ですが、するのは難しいですね。
ですので、まず、私が行っているやり方をお話しして、本来のやり方も説明させていただきます。
初心者の私が実際に行っているバイオリンの調弦方法を紹介します🎵
バイオリンの初心者が糸巻(ペグ)を回しながら音を合わせていくのは、初めは結構大変です。
はじめどころか、わたしは今も大変です!
大変というか、できません!!!!
きっと、わたしは、不器用なのだと思います。
初心者でも上手にできる人はいますので。(*^-^*)
不器用な私は今でもバイオリンを膝に置いて調弦
私は、座ってバイオリンを膝に置いて、左指で弦をはじきながらペグを回して調弦しています。
久しぶりにバイオリンを弾こうとしてケースからバイオリンを取り出すと、かなり音が狂っています。そんな時は、この方法でないと調弦できません。(^^;
何度も何度もペグを回して音を合わせていく
1回音を合わせても、すぐにまたペグが回って戻ってしまうことがあります。
途中、嫌になってしまうこともありますよ。
この時に投げだしたらもう終わりです。
そうならないように、忍耐強く音合わせをするのです。
私は、冷や汗をかきながら調弦しています。
毎日、バイオリンの練習をしている人であれば、微調整で済んでいると思いますが、数か月、弾かずにいたりすると音の狂いが大きく、調弦に時間がかかるようになるのです。
毎日毎日、バイオリンに向かって「ご機嫌いかがですか?」と尋ねて様子をみて弾いてあげるといいと思うのですが、、、。(^^;
私の場合、毎日練習していたのは、3年間程度、それ以後、バイオリンを弾く頻度が減ってきたら、調弦に時間がかかるようになったように感じています。
① 電子ピアノの音を聴いておおざっぱに調弦していく(バイオリンを膝に置いて)
私は、電子ピアノ(440Hzですが)で、おおざっぱに、A線(ラ)の音から合わせ、次にD線、G線、E線の順番で合わせていきます。
かなり音程が下がってしまっている状態からA線(ラ)の音までもってくるのも大変です!
せっかくできたと思っても、次のD線(レ)を合わせていると、また、A線(ラ)のペグが緩んできたりするのです。
それでも、めげずに、繰り返しざっくりと合わせていくのです。((;^_^A)
② チューナーを使ってペグを回して調弦(バイオリンは膝に置いて)
次に、チューナーを使って442Hzに合わせるのですが、これも、ペグで合わせようとすると結構大変なので、まあまあのところで妥協します。
③ 最後に最後アジャスターを使って調弦し、442Hzに合わせる
やっぱり、有難いです。このアジャスターは!!!!
しかし、これは、プロの先生からするとあまりおススメの方法ではないようです!
でも、私は今でもこの方法で調弦してから、アジャスターを回して微調整をしています。
調弦(チューニング)の正しいやり方は?
① バイオリンのA線解放弦(ラ)を弾きながらペグを回し調弦する
② 残りの弦は2本ずつのハーモニーで合わせる
『A線とD線』の2弦を同時に弾く
『D線とG線』の2弦を同時に弾く
『A線とE線』の2弦を同時に弾く
この2本の弦のHz(ピッチ)がピッタリ合うと、とっても気持ちがいいです。
音が共鳴するようになるので、だんだんわかってくると思います。
その前に、ちゃんと2弦を同時に弾けるようになることが必要ですね。。。
わかっちゃいるけど、できないことはあるんです。(>_<)
バイオリン初心者が調弦をする時に気を付けたいことは?
バイオリン初心者は、まず1弦1弦をチューナーを使ってきちんと調弦する!
まず、このように1弦1弦、正確に音を合わせることができるようになることが大事です。
1弦1弦の調弦ができるようになったら、2弦同士の響きを確認し微調整する!
2本同時に弾いてみて、音の共鳴を確かめると聴き分ける耳が育ってきます。
2本の弦のピッチが合っているのか次第にわかってきますよ。(#^^#)
音を聞き分ける耳も大人になってから良くなっていくそうですよ。
訓練によって!
ですので、442Hzの音を聞きわけられるようになってくると思います。
私は4試しに440Hzに調弦して弾いてみたこともありますが、バイオリンは442Hzが似合っているように感じました。
Hzが高い方が華やかだからかもしれませんね。(*^-^*)
バイオリンの調弦(チューニング)で混乱の原因は3つある!
調弦する上での初心者の混乱の原因は、
① 調弦するHz(ヘルツ)の違い。
② 糸巻と弦の位置が頭に入りにくい。
③ 糸巻が回しにくい。
の3点に整理されると思います。
今から、この3点についてお話ししていきたいと思います。
バイオリン調弦での混乱原因~①Hz(ヘルツ)の違い~
Hzとは、周波数、振動数の単位です。
バイオリン調弦は何Hzにするの?決まっているの?
皆で演奏する時には、Hzを揃える必要があります。
その基本となるHzは、楽器によっても、ジャンルによっても違うことがあります。
なんと、440Hzから445Hzまでの違いがあるのですが、一般的に、クラシック界では442Hz、ポピュラー音楽やジャズ界では440Hzが基本となっています。
オーケストラでは、通常、管楽器が442Hzであるため、それに合わせています。
ヨーロッパのオーケストラでは、443~446Hzと、高めの演奏が多いようです。
たまに、CDを聴きながら電子ピアノで合わせて弾いてみたいと思いやってみるのですが、Hzの違いのため合奏を楽しむことができなかった経験が何度かあります。
Hzが高くなると華やかさが出るので、ヨーロッパでは好まれるのだそうです。
カラヤンの時代は、なんと、446Hzだったそうですよ。
通常、バイオリンは442Hz、普通自宅のピアノは440Hz
普通は、バイオリンは442Hzに合わせますが、
自宅のピアノは440Hzですので、バイオリンは2Hz高い音になります。
同じラの音でも、この2Hzの違いは大きいです。
なぜか、しっくりいきません。
でも、慣れていくしかありませんね~。
レッスンの時に、まず、自分で調弦して、
それからバイオリンを先生に渡して調弦し直してもらうのですが、これが、さらに私を混乱させました。
そうそう、自宅のピアノでも442Hzにして欲しいと言われる人もいるそうですね。
バイオリンの先生と自分の調弦した音程が一度も合わない(T_T)なぜ?
レッスンしていた3年間、一度も自分の調弦とピッタリ一緒だったことはありませんでした。
先生が調弦し直してくれた音が上ずっているように感じて、、、。
チューナーを使っているのに、これは、自分の耳がおかしい?と思い情けなくなりました。
実は、バイオリンの先生も調弦にクセがあるのです!
バイオリンの先生は、「私は、少し高めの音に調弦する癖があるから、、、」とおっしゃっていました。
「えっ!!!!!」そうなの?
そうか、、とすると私の耳は正常だったんだという安堵感に包まれました。
人間だもの、これも個性かもしれない。
バイオリンの調弦も自分の中の音を信じて進むしかない!
私は、最終的には、そんな微妙な違いに悩まずに自分を信じて進もうと考えています。
それは、相手の耳に合わせると、いつまでも、自分の音程に悩むことになるからです。
大人になってからの修正は自分にはできないと確信しました!
先生が正しいとする音程に無理に合わせようとすると、自分では、違うと感じる音程を正しい音程だと思わないといけなくなります。
このことは、思った以上に辛くて、悩んでしまい、わたしは、そのことを先生に伝えることができませんでした。
バイオリンの先生は、一生懸命に音程が少し低いですよと私に教えてくださるのですが、
私は、先生の教えてくださる音に違和感があり、まったく受けつけることができなかったのです。
その音の違いは指を置く場所が、1ミリにもならない程の誤差でした。
バイオリンの音程って本当に難しいし、
その人の耳によるので、困りものです。(^^;
バイオリン調弦での混乱原因②糸巻の位置と弦の場所が頭に入らない
バイオリンの糸巻(ペグ)の位置は?
バイオリンの弦は1本ずつ別々の糸巻(ペグ)に巻いてありますね。
バイオリンの竿(ネック)に、糸巻の取っ手が右側と左側に交互に2つずつ並んでいます。
バイオリンの竿(ネック)の右側にある糸巻(ペグ)は?
★「右側の奥」 には、 A(ラの音)「アー線」と言います。
★「右側の手前」には、 E(ミの音)「エー線」と言います。
バイオリンの竿(ネック)の左側にある糸巻(ペグ)は?
★「左側の奥」 には、 D(レの音)「デー線」と言います。
★「左側の手前」には、 G(ソの音)「ゲー線」と言います。
自分が今弾いている弦と違うペグを回しているが気が付かない(^^;
私は、つい先日ですが、A線の調弦をしている時に、
A線の弦を弾きながら、D線のペグを回していました。
そうか、、、それでどれだけ回しても音が変わらなかったんだ~。
大ボケもいいところでしょう?
今まで、アジャスターに頼ってきたから、ペグの位置が頭に入ってないのです(@_@)
物覚えも悪くなってきています。
危険信号です!
バイオリンの調弦での混乱原因③糸巻が回しにくい
なぜ、バイオリンの糸巻(ペグ)は回しにくいのか?
その理由は、糸巻(ペグ)は、木でできているネジなので、室温や湿度によって、回す時に固かったり、逆に滑って止まらなかったりするからです。
糸巻の具合は大切で、回転が固い時には、石鹸を軽く塗り、緩すぎる時は白墨等をつけて調整します。
とバイオリンの教本には書いてあるのですが、私は試したことはありません、、、。
今は、糸巻を回しやすくするものが市販されています。
困った時は、楽器店に相談して使ってみてもいいですね。
糸巻(ペグ)を上手に回せない人は、アジャスターを使おう!
私は、バイオリンの糸巻(ペグ)が動かせずアジャスターに頼ってます!
4本の弦を調弦する時に、糸巻(ペグ)を回しますが、その糸巻(ペグ)が問題なんですよ!
糸巻(ペグ)に悩まされています! 糸巻(ペグ)が簡単に回ってくれて、合わせたい位置でちゃんと止まってくれたら最高(^^♪ なんですけどね。(*^-^*)
それがもう本当に大変で、
簡単には回らないわ、止まって欲しいところで止まらないわで 泣けてきます、、、、(T_T)、、、、
まずは、ペグは私のいうことを聞いてはくれませんね。
しかし、先生は、そんな糸巻(ペグ)をいとも簡単に操ることができるのです!!!
そうです、いとも簡単に!!!
先生が、糸巻(ペグ)を指で動かしながら調子を合わせているのを見るにつけ、
「これができるだけで、かっこよく見える!!」
といつも思うのであります。
実は、私は今でもできず、、、、というか、なぜか怖くてできなかったのです。
それは、ペグを回し過ぎて弦が切れてしまうのではないかという不安です。
でも、始めからちゃんと糸巻(ペグ)を使って調弦している人は多いと思います。
私が最初に通っていた市民オケの初心者教室のメンバーさんたちは、皆さん糸巻(ペグ)を使って調弦していました。
素晴らしいですね!!!!
指導がしっかりされていたのだと思います。
そうでないと、オーケストラのコンサートには出演できませんものね、、、。
私は、全部の弦にアジャスターがついている緒止(Tail-piece)の使用から抜け出せない地獄!
バイオリンの先生は、糸巻(ペグ)を回すのは、「慣れですよ~」とはおっしゃったのですが、全部の弦にアジャスター(調節できるネジ)がついている緒止(Tail-piece)を初めからつけることにしました。
わたしは、その楽さに慣れてしまって「それで私はいいんだ!」と思い、今でも相変わらず、アジャスター付きのものを使っています!
人間は楽な方に流されていきますね~(^^;
が、、、、今、こうしてブログを始めるようになってから、教本を読んだり、ネットで検索したりしてみて、やっぱりアジャスターに頼るのを止めてみようと思いました。
今からできるようになるかしら~。(^^;
早速、ペグを回して調弦にチャレンジしたが。。。右側のペグは回しにくい!
左側のペグは何とか回せましたが、右側のペグは、内側のため、手首をひねって回す必要があり、まだまだ無理ですね。
手首や手指が痛くなりそうな気がします。
毎日、回す練習をするだけでもいいみたいですが、なにせアラカンですから無理は禁物と思っています。(*^-^*)
バイオリン弦の呼び方でなぜ混乱するの?
4本の弦は、G線(ゲー線)、D線(デー線)、E線(エー線)、A線(アー線)と呼びます。
この呼び方は、ドイツ語の読み方です。
G(ゲー)線は、解放弦(どこも押さえない)の音を、「ソ」の音に合わせます。
⇒英語ではG「ジー」と発音しますね。
D(デー)線は、解放弦(どこも押さえない)の音を、「レ」の音に合わせます
⇒英語ではD「ディー」と発音しますね。
E(エー)線は、解放弦(どこも押さえない)の音を、「ミ」の音に合わせます。
⇒英語ではE「イー」と言発音しますね。
A(アー)線は、解放弦(どこも押さえない)の音を、「ラ」の音に合わせます。
⇒英語ではA「エー」と発音しますね。
上記のように、Gをゲーと言ったり、ジーと言ったり、ソと言ったりするので、厄介です。
さすがに、G線とD線の2つは、間違えることはありません。(*^-^*)
私にとっても大問題は、
「E線」と「A線」の区別ができなくなってしまう
ということなのです!!!!
A線とE線は、20年の歳月を経てもなお混乱します!(T_T)
私は、20年経過した今もなお、頭が混乱するもととなっています。
それだけ、私にとって頭を切り替えることって難しいのです。
私が特別に鈍いのだと思うのですが、それでもバイオリンは弾いています。(^^;
英語とドイツ語での呼び名の違いで、これ程混乱するとは!
これは、理解していても、とっさに体が反応しないのです。
先生が、E線(エー線)というのにA線(アー線)を弾こうとしたり、、、。
今でも、苦手なこの弦の呼び方、どうにかして欲しい~( ;∀;) 助けて~!!!!!!(T_T)
しかし、この混乱に嬉しい変化が、、、
実は、このブログを書いていたところ、混乱がおさまってきました。
収束の兆しが!!!!
やはり、こうして、記事にすることで、頭に刻み込まれるようです(*^-^*)
とっても嬉しいです(^_-)-☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
次の記事は、初めてバイオリンの弓を持った時のことをまとめましたので、
よろしければ、下記からどうぞ!
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バイオリン弓の練習『初心者の私が初めて弓を持つ!指引きつるも心は幸せ‼️』 | アラカン女子Haruharuの音楽のんびりLOVEライフ (ongakulove.net)
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