アマチュア・オーケストラで色々体験!バイオリン1年目の特別な想い出編(^^♪

嬉しいHaruharu

私アラカンHaruharuは、35歳の時に、地元のアマチュア・オーケストラの

初心者教室に半年弱ですが、勉強させていただいておりました。

ほんの半年足らずの間でしたが、貴重な体験をさせていただきました。

バイオリン初心者の方で、「アマチュア・オーケストラ」に入って活動したいと思っている方の参考になれば幸いです!




弦楽器の初心者教室のメンバーが定期演奏会練習の様子を見学に🎵

その当時(約20年前)は初心者教室がありましたが、現在HPを見る限りでは、残念ながら初心者教室はなくなってしまったようです。

私が初心者教室に通っていた頃は、毎週末に初心者教室の練習がありました。

当時の指導者さんはバイオリニストで高齢でしたが大変熱心な方でした。

後継者が見つからなかったのでしょうか?

どうしてなくなってしまったのかはわかりませんが、私の記憶には今でも鮮明に残っています。

ちょうど楽友協会「フィルハーモニー管弦楽団」の団員たちが、定期演奏会前の練習をしている時期で、私は、第2バイオリンの方の練習を見学させていただくことができました。

楽友協会;フィルハーモニー管弦楽団での練習風景

私の地元には、楽友協会にフィルハーモニー管弦楽団があります。

そこでは毎週3時間の合同練習が行われています。

HPを見る限りでは、定期演奏会や地域に出向いた演奏活動も活発に行っているようです。

その当時のわたしは、憧れである管弦楽団の練習の見学ができるとあって、とても舞い上がっていました。(*^-^*)

憧れだったアマオケ演奏会の練習風景を見学できるとは思っていなかったので、とってもワクワクしていました。

練習の様子は、皆さん個人練習をそれぞれにしていました。

私は、ある演奏者の方の横について楽譜を見ていました。

しかし、途中からどこを弾いているのか、まったくわからなくなってしまいました、、、(>_<)

私は、恥ずかしながら全くついていけませんでした!

「譜面を追うことぐらいはできる!」などど、思っていたのですが、

どうしてついていけなくなったのか?、、、と冷静に考えてみたのですが、

まず、その曲を知らないということ!

実は、そうだったんです!

当時は、バイオリンの小品を中心(特にクライスラーが好きで)に聴いていたものですから、

オーケストラで演奏する曲について聴き込んだことがありませんでしが。(^^;

楽譜そのものは単音なので難しくはなかったはずなのに、譜面がが追えない理由を想像してみてください!!!

そうなんです!

バイオリンの音って、何の音なのか、鍵盤と違ってわかりにくいのです!!!

(わたしは、相対音感しかないので)

一度譜面を見失うと全くついていけなくなるのです!!!

また、繰り返しのフレーズが多く、似たような音符が続いていたりします。

ですので、見学と言えども、予習して曲全体を理解した上でパート譜を読んでおく必要があることを知りました。^^;

事前学習せずに見学するだけでも学べることもありますが、事前学習しての見学はかなりの効果があると思いました!

これはとっても良い経験になったと思います。

まずは、そのオケのレパートリーになっている曲を聴き込むことが必要であることを認識しました。

それも、楽譜を見ながらきちんと聴きたいと思いました。

オケの練習見学の後には、オケメンバーとの交流会もあり、オケの活動についてのお話も聴くことができました。

その当時のコンマスは音大出身の若手の女性でしたが、とても謙虚で親しみやすいお人柄でした。

「音大は出ていても、私はそれ程上手くないから・・」と謙遜し、職業は別に持っているようでした。

そして、「社会人になってからバイオリンを始めた人も多く演奏会に出演しているので頑張って!」と話してくださいました。

地元のアマチュア・オーケストラは、こうした音大出身の人も在籍しているので、演奏会が開催できるのだと思います。

そういった方たちが地元の音楽愛好家たちを支えてくださっていることを知りました。

私が習っていたバイオリンの先生も、地元のアマオケの助っ人としていつも演奏をしていました。



初心者のわたしたちにも積極的に定期演奏会への参加をすすめるアマオケの指導者たち

私の地元のアマオケでは、初心者教室に在籍している人は、定期演奏会に出演できそうならぜひ出演してくださいとわれます。

「1曲だけの出演もできますよ~、皆さん体験しましょう!」といった温かい雰囲気でした。

そして、初心者は後ろの方に座るので心配はいらないとも言われました。

大人からバイオリンを始めて、地元のオケで演奏できたら最高ですね。

そういう大人は、案外いるのです!

しかし、私は、初心者教室3回目ぐらい(バイオリンを始めて2か月?)の頃でしたので、

1曲弾けるようになることは到底無理であると思い参加しませんでした。

でも、今思うと、弾けなくてもチャレンジしておけばよかったかな~。

その点においてはちょっと後悔!

初心者教室で一緒だった70代の女性の方は、子どもの頃にバイオリンを習っていたそうなので、ある程度は弾けるためステージに出る決心をされて頑張って練習してみえました。

70代でも気力と体力があれば、参加できるのですよ!!!

諦めずに希望をもって進んでいこうではありませんか!!!

これは、ちなみに、自分に言い聞かせている言葉です。(^^;

結構、効果ありますよ。(*^-^*)



定期演奏会当日「バイオリンの体験コーナー」の担当になるの巻~

演奏会に出ない代わりに、定期演奏会の当日、「バイオリンの体験コーナー」を担当することになった私。

初心者教室のメンバー3人ほどで担当しました。

うそでしょ!!!

いえ、本当です!!!!

ちょうど、バイオリンを始めて3~4か月経過した頃だったと思います。

体験コーナーには、「子どもの頃にバイオリンを習っていたけど弾かなくなってしまった!」

という大人や、「興味があってバイオリンを弾いてみたい!」という子どもなど、

10名程度の方に来ていただけました。

結構、人気のブースだったんですよ。(*^-^*)

初めは、「初心者の私がなんと弓の持ち方やバイオリンの構え方をレクチャーし、来場者に体験してもらうなんて、そんなんでいいの???」と正直思いましたが、

実際にやってみると、

その方が親近感がわいて、人が集まりやすいし、質問もしやすいということがわかりました。

そして、何より、来場者の人たちと一緒に私自身も苦戦しているのが楽しかったのです。

バイオリンを体験した方は、自らバイオリンの音が出せたことを、とても喜んでくださいました!!!

私は、まだ、その時は、2~3曲程度しか弾けなかったのですが、「トロイメライ」を弾いてみたところ、「大人からでも弾けるんだね(*^-^*)」と大変喜んでくださり、私もとっても嬉しくなった想い出があります。

この時に初めて人前で演奏したように記憶しています。

すごくたどたどしい演奏だったのですが、喜んでもらえたことで、

「バイオリン頑張ろう!」と思ったのです。(^_-)-☆

こうした音楽を通したふれあいがあると楽しいですね~。



チェロをやって欲しいと言われたが。。。

初心者教室で、「チェロの体験」をさせていただいたことがあるのですが、チェロの弓は無理なく普通に持つことができたので、音を出すことも自然にできました。

そして、初心者教室の担当のスタッフから、「今からバイオリンを始めるよりも、チェロにしませんか?」と声をかけられたのです。

ピアノを習ったことがある人は、ヘ音記号が読めるのでチェロは入りやすいからと言われました。

その当時、大人からチェロを始めたいという人が少なかったようで、オケの人数的にもチェロが必要だったのだと思います。

大人になってからでもバイオリンを始めたいという人が多いのです。

でも、チェロは、低音であるため音が多少ズレても目立たなく、初心者にとっては演奏会にも出やすいと話してくださいました。

バイオリンは、本当に高音のズレが気になる楽器です。

その点、チェロは、人間の声に近い音域でとっても心地よいですよね。

今の私ならば、チェロを弾いていたと思います!!!

チェロの良さは、年を重ねてより深く感じるようになりました。

子どもの頃に大好きだった「白鳥」も実は、チェロですしね~(#^^#)

やってみたいことが沢山あるけど、時間とお金の余裕を考慮したうえで選んでいこうと思っています。

ご存じかもしれませんが、チェロの方が楽器が大きいこともあり、普通のランクのものを購入しようとしても、バイオリンよりも値段が高いのです。

ネット検索すると4万円代の格安チェロもあるようですが、鈴木バイオリンのチェロですと単体で20万円ぐらいかかります。

オケでの演奏を目標にするのであれば、鈴木バイオリンのもので比較的お手頃価格のものを選びたいと思うから。



初心者教室に参加して良かったことは?

初心者教室に参加して良かったと思うことは、音楽好きな人と出会えること、一生懸命練習している仲間がいることで頑張れることです。

地域で活躍している弦楽4重奏のグループなどの情報も得ることができたり等、あらたな出会いもありました。

バイオリン歴10年で弦楽四重奏団を結成した人たちですが、ピアノやエレクトーン講師の傍ら趣味で弦楽器をしている人たちで、地域から演奏の依頼があり活躍されていました。

自分が望めば活動の場も色々とあるということが分かったのです。



アマチュア・オーケストラでの体験のまとめ🎵

① 楽友協会が運営している地元のアマチュア・オーケストラにおいては、音楽愛好家を育成する目的が大きいため、初心者1年目でも定期演奏会に出演可能である。

② 本人の意欲があれば、団員はウエルカムである。

③ 音大を卒業した人、会社員、大学生、高校生、高齢者など様々な人がいて、レベルも様々であるので参加しやすい。

④ 合同練習が週1回3時間あるので、わからないことがあれば気軽に相談できる。

ゆい

もしも、あなたがアマオケに入ってみたいなと思っているのでしたら、

まずはその扉をたたいてみませんか?

気軽な気持ちでまずは体験してそれから考えるといいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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