西川悟平さんの”泥棒ネタ”は人間愛!舞台「7本指のピアニスト」8割カット,言えないことが多いって(゜o゜)

Haruharu笑顔

西川悟平さんの鉄板ネタである「泥棒ネタ」は、西川ファンであれば、何度も何度も繰り返し聴いていると思います。私も、西川悟平さんのコンサートに行き、泥棒ネタを生で楽しませていただきました。

このたびの舞台化は、西川さん自身もとっても喜んでいました🎵

この泥棒ネタは、ただ面白いだけではないですよ。ただ、あまりに凄すぎて、公の場で言えないことが8割あるのです。2割の内容だけでも十分舞台化できるというそれだけ、凄まじい現場だったのです!

そしてその2割の中には、悟平さんが伝えたいことがぎっしり詰まっているのです。(*^-^*)



西川悟平さんの泥棒ネタが舞台化されることについて🎵

先日、西川悟平さんのピアノ&トークコンサート(名古屋の中電ホール)に行ってきましたが、その時に西川さんから、嬉しいお知らせがあり、それが、このたびの『舞台 七本指のピアニスト』だったのです。

わたしは、おもわず、やったー!ついに舞台化されるんだ~!!!と大喜びと言いたいところでしたが、実は、もうすでにネットで情報を得ていました。(^_-)-☆

ですので、このたび、絶対に悟平さんから舞台上で報告があると睨んでいました。( ^^) _U~~

西川悟平さんは、まず、東京から公演が始まると言っていたように記憶しています。

ということで、東京公演が成功すれば、この舞台『七本指のピアニスト~泥棒とのエピソード~』も全国展開されるのではないかと思っているのです。私は、名古屋公演を期待して待ちたいと思います🎵🎵

西川悟平さんの舞台『七本指のピアニスト』泥棒とのエピソード,原作は西川悟平さん自身🎵

原作は、もちろん西川悟平さんです。

悟平さんは、実際の話を8割カットして、2割の部分で原本を制作したそうです。

カットされた8割については、言えないことだそうです。(゜o゜)

西川悟平さんの泥棒とのエピソードで言えないことって何なの?

この公の場で言えないという内容については、西川悟平さんのピアノ&トークコンサートでも、「言えなことがあります。」と言い、どんな理由で言えないのかも語ってくださっています。

それは、泥棒2人の成育歴がとてもショッキング過ぎるのです。

家庭環境が複雑で、幼少時から虐待など様々な問題を抱えて育ってきた2人なのです。

それは、とても生々しい内容で、他者に話すことではないという悟平さんの判断です。

言わない方がいいことは色々とある!

悟平さんは、とってもお話し好きなのですが、そんな悟平さんも言ってはいけないことはちゃんと押さえています。

そうであるからこそ、そのネタが教育的なネタとしても機能し、笑いあり、涙ありのネタとなっているんですよね。(*^-^*)

人間には、他人の不幸が蜜の味になってしまう習性が残念ながらあります。

実際に、自分よりも不幸だと感じる人がいることによって自らの生命力が湧き出てくるとことがあるのです。

西川悟平さんが人々に伝えたいことは?

悟平さんは、あまり過度にその家庭環境自体にスポットが当たらないようなトーク内容にしていると私は感じています。センセーショナルなことだけが記憶されてしまわないように、その事例から自分が学んだことを伝えようとしていると感じています。

自分の体験談を公開できるギリギリの線で万人向けの話を組み立てることは、とても難しいと思うのですが、西川悟平さんは、ものの見事に話をされ、常に、上から目線にならないように、配慮された話方をされるのです。

西川悟平さんが、限られた時間と空間の中で苦心して自分の伝えたいことを書かれたと思うと、ぜこの舞台を観たいと思ってしまう私なのです。

名古屋公演して欲しい~!!!



西川悟平さんが泥棒の成育歴を事細かく聞き出すことが出来た理由は?

まず、そもそも、西川悟平さんは、基本的に人が好きなのです。この人ってどんな人なんだろう?という興味があるのだそうです。

そして、15歳からピアノをはじめた悟平さんは、プロのピアニストになれるとは全く思っていなかったそうで、音大時代には、教育心理学とか発達心理学などを学んでいたのです。

ですので、西川悟平さんは、傾聴技法についても学んでいたと思われます。しかも、かなりの積極的傾聴法を実践していると思いました。

傾聴技法は、学んだだけではできないものです。

意識しても、なかなかできるものではありません。

傾聴が大事であるということはわかっていても、実際に、相手に「しっかりとあなたの言うことを聴いていますよ」という気持ちを伝えることは難しいことです。

非言語的コミュニケーションとして、共感しているようでも、共感できていないければ、それが相手に伝わってしまったり、また、自分の中に潜んでいる固定観念が頭をもたげてきたりして、知らず知らずのうちに相手に対して批判的になったり、つい説教したくなったりするからです。

ただただ、相手の話に耳を傾けることができれば、相手の心は落着き、そして、自ら話することで、自分で答えを出していくのです。

これは、西川悟平さんに備わっている天性の能力といってもいいと思います!

西川悟平さんは、いかなる人に対しても、相手を知ろう、相手の話に耳を傾ける、そういった気持ちを持って人と接することで、人間同士の輪・和を広げていけると信じているのだと思います。

この「相手を知ろう」という時ですが、興味本位なのか、人として好意を持ち知ろうとしているのか、によっても態度が違ってくると思うのです。

西川悟平さんは、泥棒の背中に哀愁を感じて、「なぜ、人のものを盗むということをしているんだろう。どんな家庭に育ったらそういうふうに人ななるんだろう?」という興味が出てきてしまったのです。

しかし、それを興味本位で聴き出したのではないのです。

悟平さんの第一声は、「ハグしていいですか?」でした!

ドロボーの背中に哀愁を感じて出た第一声が、「ハグしていいですか?」とは驚きです。

悟平さんは、言葉というより、愛情を表現したのですね!!!

それから、西川悟平さんとドロボーさん2人の間には、色々なやり取りがあったのですが、泥棒さんたちが悟平さんに話したその話は、悟平さんを信頼してのことだと思います。

その泥棒さんたちには、自分の話を熱心に聴いてくれた人が今までの人生の中で一人もいなかったというのですから。

ですので、自分たちのことを知ろうとして話を聴いてくれる悟平さんに、今まで辛かったことなど、すべて話をしたのでしょう。

それは、8時間におよんだというのです。(゜o゜)

その中で、西川悟平さんは、自分が今、ジストニアという病気になって、指が動かなくなってしまっていることなどをドロボーさんに語るのです。

そうしたころ、ドロボーさんから同情されたそうなんです。

お互いの身の上話に花が咲いたのでしょうね。

ですから、西川悟平さんのことを、それだけ信頼がおける人であると泥棒たちは感じ、ピアノ演奏までしてもらい楽しい時間を過ごしたそうなのです。

心が通じ合ったんですね。



西川悟平さんは、プロのカウンセリングでは成しえないことをした!

2人の泥棒は、改心して定職に就き、日本車(中古車)ですが購入できるまでになったのです。

この1回の出会いだけで、そこまで人の人生を変えてしまったなんて、どれほどのことでしょうか。

この話を聴いてから、私は、職業としてのカウンセラーや心理相談でできることへの限界を感じました。

職業としてカウンセリング等の相談業務に従事している人であれば、基本的な内容になるのですが、相手の話を傾聴していく時には、相手が話できるところから話をしてもらいます。

面接をしていくうちに、自ら気づき自己解決していけるよう支援していくのです。

ですので、必要以上のことを興味本位に聴き出すことはしません。

本人が話したいことを自由に話していくスタイルが多く、治療などに役立つ情報を聴いていくことが基本なのです。

1回の面談時間は、30分から1時間程度で、自分のことを相手に話すことは絶対にないのです。

ですので、西川悟平さんのような対応は、プロではできない支援方法なのです。

人間愛が根底になければできないことですね。

 



脚本・演出は成井豊(なるいゆたか)さん

成井豊さんは、どんな演出をされるのでしょうか。

どうも、西川悟平さんを訪ねるところからのストーリーのようです。

下記は、公式サイトに掲載されているものですが、ご覧ください。

西川悟平はピアニスト。

20代でジストニアを発症し、一時は再起不能と言われたが、今は7本の指が動かせるようになり、日本や欧米を中心に演奏活動をしている。

ある日、西川のコンサートに、一人の劇作家がやってきて、西川を主人公にした戯曲を書きたいと言う。

西川は劇作家に、8年前の経験を語る。

8年前、西川はニューヨークのアパートで独り暮らしをしていた。

深夜、二人組の強盗が部屋に侵入し、西川に薬物入りの注射器を突き付けた。

西川は抵抗を諦め、二人の命令に従ったが、次第に二人に興味を抱き始め、積極的に話しかけた。

そして、強盗の片方が一週間前に誕生日を迎えたと知り、部屋のピアノで「ハッピーバースデー」を弾いた‥‥。

〔公式サイトから引用〕

この続きが観てみたいと思われた方が多いのではないでしょうか?

これは実話ですので、すごいんですよ。(*^-^*)



西川悟平さんの舞台『7本指のピアニスト~泥棒とのエピソード』のテーマ曲は千住明さんが作曲🎵

千住明さんの作曲とあって、これは、ぜひとも聴きたいですね。

千住明さんは本作のオファーを受け、悟平さんのコンサートを鑑賞したんです!

西川悟平さんの演奏&明るくて話好きなパーソナリティを知って、「西川さんがこの曲の中で自分の歴史を自由に語れるようにした」「これしかない、という曲が2曲できた」とのコメントを読むにつけ、早く聴きたいなとワクワクしてくる私なのです。

完成した曲は、「Dawn Appassionata 夜明けのアパッショナータ」と「From Largo Again ラルゴから再び」という相対する2つの曲!!!

曲のタイトル、カッコいいですね~。

千住明さん、このタイトルも千住さんがもちろん付けたんですよね。

センス良すぎです!!!

「Dawn Appassionata 夜明けのアパッショナータ」は泥棒たちと話す西川悟平さんに「気迫みたいなものを感じた」からなんですって。

ふむふむ。わかる、わかる!!!!

そして、「From Largo Again ラルゴから再び」については「泥棒の人たちに聴かせたい」「泥棒の人たちはこの曲をわかってくれるだろう」という思いが込められているという。

なるほど、いいね!!!

本当に、泥棒さんたちにもこの舞台を見せてあげて欲しいものです🎵

どんな反応と感想を抱くのだろう。



西川悟平さんの泥棒ネタ:舞台の主役は松本利夫 (EXILE)

松本利夫(まつもととしお)さんは、1975年5月27日 生まれ。47歳。

元ダンサー、俳優。EXILEのメンバー。J Soul Brothersの元メンバー。

神奈川県川崎市高津区出身。LDH JAPAN所属。

西川悟平さんと同年代ですし、松本さん自身も病気と闘っている人です!

YouTube動画で西川悟平さんと松本利夫さんのお二人が話をしていますが、松本利夫さんがどのように演じられるのか楽しみになります。

松本利夫さんのツイッターを見ると、セリフた大変そうですが、役者さんの毎日の努力に頭が下がります。

石黒賢さんも舞台に出演、徹子の部屋でPRしたようです🎵

石黒賢さんは、西川悟平さんが出会う世界的なピアニスト・ブライトン役で出演します!

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