西川悟平ピアノ&トークコンサート名古屋:中電ホール6/12に行ってきました🎵

グランドピアノ 西川悟平
中電ホールでのコンサート終了時に撮影
Haruharu笑顔

念願だった西川悟平さんのコンサートに行ってきました🎵

初耳トークがありましたので、記事にしたためていきたいと思います。

西川悟平さんは、「奇跡の七本指のピアニスト」!

 

会場「中電ホール」開催日2022年6月12日(日) 時間開演 14:00
料金¥4,500(税込)
お問い合わせraconte(ラコンテ)
TEL.080-7437-6945

本当に楽しい2時間でした。

お客さんも大笑い、そしてピアノの音色に涙ぐむ人もいたり、、、。

涙と笑いのピアノ&トークコンサート。

 

今日の内容と感動をまとめますので、是非最後までお付き合いくださいますようお願い申し上げます。

いつか銀座セブンススタジオに行ってみたいと思っているのですが、
それはまだ先になりそうです。




中電ホールについて

中電ホールは、名古屋市栄地区の好立地にあります。

425席(内車椅子席4席)のワンスロープで使いやすい多目的ホールです。

そのため、講演会から長唄演奏会まで幅広く利用されています。

2019年の大改修で、音響・照明設備を一新し、舞台・客席の照明がすべてLEDになったそうです。

私は、地下鉄を利用して行ってきました!!!

地下鉄東山線「栄駅」5番出口から東へ徒歩約5分です!!!!

本当に駅から近く、大通りに面しているのでいいですよ。

タクシーも拾いやすいです。

名古屋駅からタクシーで来たと言ってみえた方は、片道1,300円ぐらいかかったそうです。



中電ホールが開館するまでの様子は?

私は、久しぶりの栄だったので、中電ホールに早めに到着しました。

相当、早かったです。

12時45分ぐらい。

ところが、中電ホールの入り口は、シャッターが閉まっていて、本当に今日コンサートがあるのかしら。。。と不安になってしまったのです。(^^;

入口には、「当日券あります。」と西川悟平さんのコンサートのポスターが貼ってありました。

ですので、大丈夫だ、、ここでコンサートあるある、間違ってないな、、、と確認しつつ、

芸術文化センターまで戻り、お手洗いを済ませてから、また中電ホールへ。

13時15分から開場のはずなのに、15分過ぎてもシャッターが開かない、、、。

出入口には、お客さんが立ちならんでいます。

ビルの陰で日差しを避けて待っていられたので良かったですよ。

何となく50代以降の女性が多いように思いました。

女性数人でチケットを代表で取った人がお友達に渡して再会を喜び合ったりなどの微笑ましい姿を見かけました。

なかなか三重県には来てくれないから、名古屋まで来たんです、、という70代の女性もいました。

60代以降の男性も比較的いらっしゃいました。

外で待っている時間が長かったため、知らない人同士も会話し何となく和やかな雰囲気になっていました。

みんな西川悟平さんのコンサート、本当に楽しみにして来ているのがわかりました。

YouTubeや激レアさん(テレビ番組)を見てファンになって来たという人も多かったようです。

そんな私もYouTube動画を見てファンになったひとりなのですが、、、、。

13時15分を過ぎてから、ようやく自動シャッターが開き始めました!

どうやら、西川悟平さんが13時まで練習していたそうなんです。

開場してからは、手指の消毒、検温、チケットの半券に住所と氏名を記入して出す、といった一連の流れをもって着席しました。



西川悟平さんのコンサートでの座席選択における反省点は?

私は、前から3列目の11番、ほぼ中央(少しだけ左側です)の座席をとりました!

私がチケットを取る時は、まだ、どの席でも選べる時だったので、どの席が一番いいのか、ひとつ席がずれるだけで、違ってくるので、、、と思い少しだけ迷いました。

ピアニストのどこを観たいのか?

それで座席を選ぶといいと思います。

私は、今回、まじかで西川悟平さんがピアノを弾いているお顔を拝見したかった

トークの時間が長いと思ったので、真正面からの距離がより近い方がいいと思ったのです。

そして、弾いている指使いを観たかったという2つの夢を叶えてくれる座席が希望でした。

西川悟平さんが、どういう指使いをしていて、手のクロスをどうやっているのか、そして、どれくらいの時間、鍵盤を押しているのか等を音を聴きながら、是非知りたいと思っていたのです。

実際のところ、前から3列目(C列)は、舞台よりも低い座席位置となるため、鍵盤を押す指までは見えない場所でした。

ですので、今回、それが残念でしたが、、、。(-_-メ)

でも姿は近くで観ることができ良かったですし、弾いている時の横顔をはっきり見て楽しむことができました。

ちょっと欲張りすぎました、、、(^^;と反省した次第です。

次回、中電ホールでのピアノコンサートでは、6~9列目の9番の座席をとってみようと思います。

見え方も座席でかなり違うので、経験が大事ですね。!(^^)!

客さんは、9割程度入っていたと思います。

ほぼ満席状態でした。



西川悟平さんのコンサートのはじまりからすでに感無量!

14時開演のコンサート、、、14時5分過ぎても始まらない、

もうすぐ悟平さんが出てくるかしら、出てくるかしらと首を長くして待っていると、、、、

こんなアナウンスが流れました。

「プログラムは西川さんのご意向によりございません。」といったものでした。

プログラムがないコンサートは初めてでしたので、きっと、その時の気分で弾く曲が違うんだなと思ったのです。

成り行きといったところでしょうか。

大まかな流れはあっても、きちきちしていなくて、お客さんの反応を見て演奏してくだるんだと思いました。

それから、まもなく、西川悟平さんの声だけが聞こえてくるではありませんか!!!

それも英語の挨拶、そして、次に日本語での挨拶なのです。

演劇の舞台の始まりのようでした。

大好きな名古屋でのコンサートが出来てとても嬉しいというあいさつの後、

舞台上のスクリーンに悟平さんのストーリーが映し出されたのです。

それは、映画が始まったような感覚でした。

素敵な演出なんですよ。

そして、その映像が終わると、西川悟平さんが登場したのです!

その時の映像が私の脳裏に鮮明に焼き付いています。(*^-^*)

イベントプロデューサーにもなれると思いましたよ~!!!

私は、悟平さんなら、次回のパラリンピックの開会式とか閉会式のプロジェクトメンバーになれるのではないかいな~と思ってしまいました。

人間が大好きで、人材育成にも積極的に取り組んでいる悟平さんだから適任だと思ってしまいます。(*^-^*)

 



西川悟平さんの演奏曲目&トーク内容は?

まずは、ピアノの前まで来てお辞儀をし、

オープニングにふさわしい「プレリュード」を弾いてくださいました。

弾き終わると会場は拍手喝采!

この曲は、西川悟平さんの指で弾けるように作曲されたものです。

私は、YouTube動画で何度も聴いていたのですが、

やはり生演奏での「プレリュード」は格別でした、そして、とっても感動しました!

初めの演奏が終わると、悟平さんから、あいさつと近況報告がありました。

それは、西川悟平さんの人生が舞台になったというもので、

悟平さんの鉄板ネタである「ドロボー」のお話しが演劇にて上演されることに。

私もつい最近、ネット上でこの情報を得たのですが、初めは東京から公演し全国へ展開していくようですね。

名古屋にも来てくれると信じているのですが、、、(*^-^*)

そして、西川悟平さんは自分の奇跡のストーリーを話しながら、それにまつわる曲を1曲ずつ弾いて、そんな感じて、10曲とアンコール1曲を弾いてくださいました。

「ピアノを弾く前に、右手の小指が上手く動かなくて変な音が出てしまったらごめんなさい。」と何度もおっしゃって、私たちに気遣いをされていました。

本当に謙虚な方で、「おこがましいのですが、、、」というのも口癖なんですよ。



西川悟平さんのピアノ演奏は、アンコール含めて”11曲”でした(*^-^*)

1曲1曲は短いのですが、その曲にまつわるエピソードを紹介してくださるので、

曲とエピソードの両方がしっかりとインプットされてしまいました。

今まで、色々なコンサートに行きましたが、全曲、エピソードの端々まで覚えているコンサートなんで初めてですから。。。

それだけ印象に残ったということです!!!

 

『ハッピーバースデートゥーユー』(Happy Birthday to You)

この曲の思い出は、ニューヨークのアパート5階に住んでいた時の話なのですが、

マイナス17度という極寒の夜、2人組のドロボーに入られた時(鍵をかけ忘れていた)に、

ドロボーさんのひとりが、お誕生日だったのです。

紆余曲折があり、ピアノ演奏することになり、弾くことになったのです。

そんなエピソードを話した後に、

悟平さんが「今日お誕生日の人はいる?」って会場に投げかけたのです。

そうしたところ、今日生まれたという人はいなかったのですが、

今月生まれの人はいたので、

その人たちに起立してもらい、「ハッピーバースデートゥーユー」を演奏してくださいました。

悟平さんは、この曲を2パターンで演奏してくれました。

初めは、ロマンティックバージョン、次にドロボーバージョンで!

ドロボーバージョンとは、ドロボーさんに弾いた時のアレンジという意味です。

ドロボーバージョンになった時に、会場の皆さん全員で手拍子してお祝いしました。💛

エリーゼのために

そのドロボーさんからのリクエストだそうです。ドロボーさんは、曲名がわからず、必死になって悟平さんに歌って教えようとするのですが、「だだだだ・・・・ん」とは言うだでだったので、全然わからず、回りまわってこの曲にたどり着いたというお話しでした。

悟平さんは、「エリーゼのために」は途中までで弾き終わり、話に移っていきました。

でも、私は弾き終わったあとの演奏が聴きたかったです!!!

それは、途中から曲が早くなるのですが、早くなるところを早く弾かなくてもいいので、悟平さんの独自の「エリーゼのために」が聴きたかったです!!!

悟平さんのコンサートに来るお客さんは、間違えのない演奏を求めているのではなく、悟平さんの編み出した音楽を純粋に楽しみたいと思っているのだから。

できたら、次回は、1曲通して演奏してくださるようお願い申し上げます!!!

ベートーベン悲愴第2楽章

この曲を弾いてくださると悟平さんがおっしゃった時、私自身もこの曲をピアノで練習していたことがあったので、悟平さんのピアノの音色をじっくりと聴くことができて本当に嬉しかったです。

この曲は、ゆったりとした曲で、悟平さんにピッタリの曲だと思いました。

温かい音色で弾いてくださいました。

もっと聴きたいと思いました。

ショパン ノクターンOP.9-2

この曲は西川悟平の人生を変えた1曲です。

悟平さんが、中学3年生の時に、ブラスバンドの顧問の先生が弾いてくれた曲、その曲を聴いて、音大のピアノ科受験を目指すことになったのです。

西川悟平にとって、とっても大切な想い出の曲なのです。

悟平さんは、このステージにおいて、とても素敵な演奏をしてくださいました。

一音一音心がこもった演奏でした。



幼稚園で弾いていた曲を当時のアレンジで演奏🎵

キラキラ星

ジストニアを発症し、リハビリをしていた頃、ようやく5本の指が動くようになって、幼稚園で初めて弾いた曲です。

悟平さんのアレンジは、とってもオシャレです。

Haruharu笑顔

西川悟平さんのキラキラほ星にまつわるお話しをまとめた記事がありますので、よろしければお読みくださいませ。

↓↓↓

西川悟平,ジストニア発症後の人生,キラキラ星を子どもたちの前で弾いて救われた! | アラカン女子Haruharuの音楽のんびりLOVEライフ (ongakulove.net)

大きな栗の木の下で

日本から楽譜を取り寄せたのですが、楽譜通りでは納得できず自分でアレンジをして演奏していました。

思い出のアルバム

この曲についても、悟平さんは自分でアレンジして弾いていました。

西川悟平さんが幼稚園で弾いていたという3曲を聴いての感想は?

ズバリ、かなりオシャレです🎵

アレンジのセンスがいいんです🎵

この私でも譜面どおりでは納得いかないことが多いんですから、共感してしまいました!

悟平さんは、毎週木曜に幼稚園で子どもの童謡などを自分でアレンジして弾いていたのですが、

そうしたところ、それを聴いたアメリカ人が「これって、本当に、日本の童謡なのか?」っていい、ミュージカルで弾いて欲しいと依頼を受けるようになっていったそうなのです。

譜面弾きではなく、自己アレンジでの演奏を続けていったので、今の悟平さんがあるのだと思いました。



ニューシネマパラダイス

悟平さんの大好きな曲。

この曲は、1本の指で弾くことにより音色、響きを作っていくことができたのだそうです。

悟平さん独自の演奏方法が心に染み入る1曲となっています。

 

Let it be

日本語では「なんとかなるさ」「なすがままに」といった意味ですね。

悟平さんが、その場で急に弾きたくなった曲でしたよ。

 

この素晴らしき世界 what a wonderful world

悟平さんが、初めて幼稚園に行く時、

ニューヨークの地下鉄に乗って幼稚園に向かう途中に聞こえてきて歌。

この歌詞は、ごく普通の日常をうたっているだけなのに、

心を込めて歌っているのを聴いた時、はじめてその歌詞の素晴らしさに気づいたそうです。

そして、東京パラリンピック閉会式での演奏はこの曲でしたね。

Haruharu笑顔

 

西川悟平さんが、東京オリパラの夢を叶えるまでのお話しをまとめましたので、お読みくださると嬉しいです。

↓↓↓

西川悟平; ピアニスト,パラリンピック閉会式出演,6年前から夢を語り,依頼主は誰? | アラカン女子Haruharuの音楽のんびりLOVEライフ (ongakulove.net)



ホール・ニュー・ワールド ”A Whole New World”(アラジン)

この曲は、アンコール曲でした。

歌詞の内容が前向きで好きなのだそうです。

私も大好きな歌です!!!

悟平さんのアレンジ、良かったですよ~!!!

 

西川悟平さんのコンサートでの”初耳”は何でしょう?

今回、私が初めて知ったことが一つだけありました。

それは、西川悟平さんは、本当に奇跡的にピアノが弾けるまで回復してきているのですが、

これは、本当に現在の医学では、説明がつかないことのようなのです。

悟平さんは、鍵盤に1本1本指をゆっくりと押して音を出すというトレーニングを自分で編み出してリハビリをずっと継続していたのですが、そうしているうちに指先に新しい神経が出来たのではないかと言われているようです。

指先に新しい神経、末梢神経が生まれたのです!

ですので、日本の研究者の方の実験台になる???というか脳神経を調べてもらうことになっているそうですよ。

新たな発見があるといいですね。(*^-^*)

日本でのジストニア研究の第一人者といえば、ソニーの古屋晋一さんですが。

古屋晋一さんたちの研究グループが関わっているのでしょうか?

そこまでの話はなかったのですが、ジストニアの研究がさらに進んでいくことを願っています。



西川悟平さんはパラリンピック閉会式での演奏で話題になりました🎵

ジストニア発症を発症し、7本指での演奏で世界中の人たちを魅了している西川悟平さん。


パラリンピック閉会式での演奏を終えて、「もう7本指という肩書はいらない!」とメディアにも取り上げられました。

そんな西川悟平さんのピアノを生で聴いてみたいとずっと思っていたので念願かなって幸せでした!

西川悟平さんの強い願いは子どもたちの自殺をなくしたい!

〔明日への扉~いのちのラジオ+~〕を聴くと、

オリパラで弾くことになった経緯などを知ることができます。(*^-^*)

 

コメント

  1. raconte広報担当 より:

    ブログにてコンサートを取り上げて下さり、ありがとうございます!
    主催したraconteの広報担当です。
    遅まきながら今日拝見しました。大変光栄でございます。
    今後も様々な音楽家の方々をお招きしますので、またぜひ会場でお会いできたらと思います。
    よろしければ、引き続きご縁をつなぎたく、メールでやりとりできますと幸いです。
    どうぞよろしくお願いいたします!

    • Haruharu Haruharu より:

      こちらこそ、まさか、主催されたraconte広報担当者様からコメントいただけるとは恐縮です!会場に来場されたお客様が本当に西川悟平さんのコンサートを心待ちにしておられて会場中に温かい空気が流れていました。
      チケットを購入させていただいた時も、電話の向こうのスタッフさんの温かい対応と、チケットと一緒に手書きの温かいメッセージの同封、そして、チケットの半券切り離しの所に、私の名前も事前に書き込んでくださっていたので、当日会場で切り離すだけでよく、本当に細かいところまで心を込めてお仕事をされているのだなと感じた次第です。
      まだまだ、ブログ歴が浅く、つたない文面ですが、日々感動したことを発信していきたいと思っているところです。本当に、コメントしていただきありがとうございました!

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