【バイオリン初心者1か月目の練習の様子です】
憧れのバイオリンの初めての音出し、バイオリンの音は出るのか???
A(アー)線の解放弦(何も押さえない音)をまず弾きます。
はじめて音が出た時の感動はいつまでも鮮明に覚えています(^^♪
バイオリン初心者がA(アー)線の解放弦(ラの音)を初めて出したよ🎵
わたくしは、まず、A線の解放弦(押さえない音)を恐る恐るそのまま弾きました!
解放弦ですので、左指はどこも押さえずにだただた弾くのです!
私は、真剣そのものでした!本当に、弓を持つ右手のことだけに集中していました!
解放弦なら簡単に弾けるかなと気楽な気持ちでいたけれど、とんでもなかったです!弓の使い方に結構神経を使って、体がこわばり疲れました。
トホホ・・・、こんな感想を持ちました、、正直なところ。
本当は、体の力を抜いてバイオリンを構えて、正しい姿勢で弾けるといいんですが、まだまだ、この段階では、ひとつひとつの動作が必死なので、先生に姿勢を正してもらいながらゆっくりと進めていきました。
バイオリンの先生には、正しい姿勢や弓の扱い方を懇切丁寧にご指導いただいておりました。
「弓の使い方は、実は、音程を作るよりもはるかに難しいんですよ!」と先生にも言われていましたが、ステップが進むにつれて先生がおっしゃられていることがわかるようになってきました。
余談です。チューニングの基本の音がA(ラ)であるのはなぜ?
なぜなのか不思議に思い調べてみたところ、色々な説がありそうですが、古代ギリシアで初めて使われていた弦楽器の一番低い音がA(ラ)であったとの説を知りました。
わかるようなわからないような感じでもありますが、『A』は、アルファベットの始まりの文字でもあり、基本の音『A(ラ)』と同じなのですね(^_-)-☆
バイオリンの初心者は、ボーイング(運弓)をどうやって練習する?
バイオリンを始めてわかったことは、バイオリンの弦の上に弓を当てて音を出すって、運動神経の中でも、バランス感覚的な能力がかなり必要なのかな、、ということでした。 (^^;
それと、身体の柔軟性も必要であるということを感じましたよ。
教本を見るとわかりますが、弓を動かすことをボーイング(運弓)といいます。
ボーイング(運弓)には、アップ(下から上へ)とダウン(上から下へ)の2つがあります。
まずは、弓の真ん中をA線に置いて、弓を上にあげて(アップ)、弓の根本まで使って弾き、次に、弓を下に下げて(ダウン)で、弓の先端まで使って弾きます。
弓の先から弓の根本までしっかりと使って(全弓を使う)弾けるようにすることが大事です。
この動作がしっかりできるようになると、しめたものですが、初心者にとっては大変です。
バイオリンの初心者が、ボーイングをやってみた感想はいかに?
まず、「こんなにしっかり腕を動かすんだ~!」と驚きますよ。
バイオリニストもアスリートですからね。 (*^-^*)
全弓を使ってバイオリンを弾くためには、弓を持つ指の位置や手首の角度などを変えないとできないこともわかりました。
ストレッチ体操が必要かもですね(^_-)-☆
体の柔軟性を維持することが大事ですね。
こういったことを知ると、まだ35歳から始めることができて良かったと思いました。50代、60代から始める場合でも、体の柔軟性やバランス感覚が保たれていて、体を動かすことに支障がなければ大丈夫だとは思いますが、バイオリンを弾くこと自体、身体的なことに影響されやすいこともわかりました。
バイオリンの初心者にとって、均一の音を出すことは超難しいのだ!
どうしても、弓をアップさせていく時ですが、弓の先にいくにしたがって、圧力が弱くなり、音が小さくなってしまいます。
反対に、弓をダウンさせていく時は、弓の根本へいくにしたがって、圧力が強くなり、音が大きくなってしまいます。
ですので、自分が出している音を聴きながら弓にかける圧力を調整が必要になります!
調整するには、弓の持ち方(それぞれの指の圧力、指の位置など)を微妙に変える必要があります。
バイオリンのレッスンでは、先生から、こういった技術的なことの指導を受けたのですが、やはり自分が出している音をしっかり聴いて、弓の圧力や速さを変えて音の変化を感じ取っていくしかないのかなと思ったのです。
篠崎バイオリン教本にも細かく記載されており、今回、初めて読んだのですが、今は、教本を読んでも、なるほどと思うことが沢山あります。
しかし、まだ、全く体験していない初心者にとっては、文章だけでは理解困難であると感じています。
ですから、はじめは、バイオリンのレッスンに通い、身に着けていく方がいいと思います。 (*^-^*)
均一な音を出すためのボーイングのイメージを持っていただけるよう、自己流ではありますが、下記に簡単にまとめてみました。
これでもイメージがわかないかもしれませんが、、、。
弓に圧力をかけるためには、人差し指に重力をかけて、小指の力を抜く。
⇒そうすると、天秤が左に傾きましたよ~ (#^^#)
弓のかかる圧力を弱めるためには、人差し指で押さえる力を弱めて、小指で支える。
⇒天秤が右に傾きましたよ~ (#^^#)
まるで、シーソーのようですね(*^-^*) 天秤と一緒かぁ。。。
この微妙な感じがわかるようになるためには、何度も練習をします(^_-)-☆
※こちらの記事には、弓を持つことが大変だった私が、天秤をイメージして練習してきたことをまとめました。よろしければご覧くださいませ。
↓↓↓
バイオリン弓の練習『初心者の私が初めて弓を持つ!指引きつるも心は幸せ‼️』 | アラカン女子Haruharuの音楽のんびりLOVEライフ (ongakulove.net)
バイオリンの初心者が弓と弦が常に直角になるように動かすって大変?
バイオリンを弾く時には、駒(弦を支える木のアーチ)と指板(音程を作るために指を置く黒い板)の間は、約5.5cmあるのですが、その真ん中を弓が直角に当たるように動かします。
真ん中と直角がポイントですが、わかっていても、バイオリン初心者にとっては、正直キツイです。 (^^;
弓の真ん中を弾く時には、直角にできますが、弓を上の方や下の部分を弾く時には、斜めになりがちです。
そうならないように、肩や肘の関節を上手く動かして、直角を保つようにしようと努力する気持ちはあるのですが、大変!
私は、常に鏡を見て練習をしていました。
鏡は大事です。
ぜひとも、全身が映る鏡をご用意くださいね(^_-)-☆
バイオリン初心者が弓を動かす速度を一定に保つことは大変?
どうしても、バイオリンの初心者は、バイオリンの弓を上げて弾くとき(アップ)は、弓に力が入らずゆっくりになり、弓を下げて弾くとき(ダウン)は、力が入ってしまうため早くなりがちです。
どうしても、先端にいくと、弓に圧力がかからなくなりがちなのです。
一定の速度で弓を動かせるようになることは、とても大事です。
均一した速度で弾くことにより、美しく平均した音が出ます。
途中でスピードが上がったり下がったりすると、音がブレてしまいます。
わかっていてもそう簡単にはできないのです!
バイオリンレッスンに行くと、運弓のスピードについての助言が常にありました!
「4拍の間に全弓を使うためには、どの程度の速度だと均一に弾けるのかな~?」
・・・ということを考えて弾くと運弓のスピードについて意識できると思います。
そうすれば、最後に慌てて残りの弓を速く動かしたり、また途中で弓がなくなって困ってしまうこともなくなると思います。
何事も考えて行うといいですね。
はじめてバイオリンの音が出たそのときの気持ちを忘れずに(*^-^*)
音はなんとか出た、それだけで大満足(#^^#)
どんな音だろうと、「まず音が出た!出せた!!!」それだけで大満足でした。
本当に嬉しかったです(*^-^*)
「コツをつかめば、きっといい音色になるぞ、頑張るぞ!」と気持ちは超前向きでした。
習い始めの頃は、毎日2時間程度、音出しの練習をしていたと思います。
仕事から帰ってから夜間練習をしていました。
自宅が夜間練習できる環境だったのでできたことだと思います。
解放弦の練習期間に平行して練習しておきたい大事なことは?
それは、指板で音程を作る練習です!
指板を指で叩いて練習をします。
指板を叩くと音がでますよ。
その練習をやっておくと、次のステップ、音階を弾く時がスムースになります。
ぜひやってみてくださいね。 (*^-^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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